2020年03月31日

特別な存在♪





↑ 先日送られてきた トリックアート でありますが ・・・・・
小学校が春休みで 愛孫 こーたろー と かなえ が
明後日 我が家に遊びに来ます (^O^)/

で ・・・・・
昨日 「国語力が危ない!」  というブログを書いたので
明日から始まる 令和2年度に向けて
しばし 考えました。

「三つ子の魂百まで」 「雀百まで踊り忘れず」 

幼い頃に受けた 親や祖父母からの (^O^)/  躾はもちろん
多感な小・中学校時代に 先生から受けた
数々のご指導 ご教授は いくつになっても
しっかり心に刻み込まれているものであります。
 
子どもにとって ・・・・・
親 と 教師 は 特別な存在 であります。

教育は強制から始まって 何も不思議ではないでしょう。
結果の平等 ばかり 声高にいうのは 公平 ではなく
機会の平等 こそが 公平 なのでありましょう ♪



  


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2020年03月30日

国語力が危ない !





3月28日から本日30日まで 読売新聞のトップ面と社会面で

「 国語力が危ない ! 」

という記事が 上・中・下 と連載されました。

日本語の豊かさ そして 言葉全般に興味を持つことが
私たちが人として 丁寧に暮らすことにつながる。
国語への尊敬の気持ちをどのように現代にあった形で
受け継いでいくか。
本や古典 文化全般に関心を深め
言葉の力を高めたい。

というくだりは ・・・・・

時代の変化に対応した教育の充実について。
特に 学力の基礎である国語力の強化について。

3月定例会の代表質問の中で 取り上げたテーマですので 
まさに わが意を得たり と思いました (^O^)/



  


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2020年03月26日

春うらら (^O^)/





あぁぁぁぁぁ。

鼻水が止まりません (≧・≦)

今朝起きたら のどがガラガラ で 鼻づまりしてて
起きだして 活動を始めたら 鼻水タラタラ で ・・・・・
何年かぶりの ヒドイ花粉症 に なってしまいました (≧・≦)

熱はないし 新型コロナウィルス感染 ではありません  !

ということで
小学校は3月2日から休校中でしたが
3月25日からの 春休み に かねてよりの予定通り
愛孫 こーたろー と かなえ が 我が家に遊びに来ました。

お彼岸に来れなかったので みんなで お墓参りに行きました ♪

桜が満開。

春うらら であります (^O^)/

コロナショックを ひととき忘れた 春うらら の昼下がりでありました ♪


  


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2020年03月23日

桜見物 (^O^)/





今日は 春のお彼岸の明け であります。

地元の大先輩方々から ・・・・・

“ 新型コロナウイルスの影響があるから
自粛して 花見じゃなくて 桜見物 やろうよ ♪ ”

なぞと 誘われて
菩提寺である 金亀山三学院極楽寺 で 桜見物 しました (^O^)/

桜見物 といっても 例年のお花見 と
たいして変わらなかったのは ここに記すまでもないことでありましょう (^O^)/

さて 今日は久しぶりに 正しく 山号・院号・寺号 を表記してみました。

山号は 寺名に冠する山の称号。
院号は 寺院の称号。
寺号は 寺の名称 であります。

平安時代以降 皇族が門跡となっている寺院などに対して
院号が許されたわけでありまして
金竜山浅草寺 の場合は 金竜山が山号 浅草寺が寺号 であります。

三学院にある斎場は 寺号から引いた 極楽殿 であります ♪



  


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2020年03月20日

概ね良好 (^O^)





私は 主治医様が 毎週木曜日に総合病院にお見えになるので
概ね 8週間に一度 さまざまな検査を 受けさせられております。

もとい 検査と診察を していただいております (^O^)/

3月19日(木)は いつもの 生体検査のほかに
一年に一度の 消化器上部内視鏡検査 をしていただきました。

一年経つと 前回の苦しみを忘れてしまうようで
次回は 必ずや麻酔を打ってもらおう と 思うほど苦しかったでした (≧・≦)
一年経つと おそらく忘れてしまうでしょうけど (^O^)/

そして 私の努力の甲斐あって (^O^)/

消化器系の機能は 良くはなっていないが 悪くもなっていませんでした。
与えられた宿命と戦って 勝てぬまでも負けないということは成果である。

といえましょう (^O^)/

次の検査は ゴールデンウイーク明け になるのですが
各種団体の総会・懇親会が続く時期ですので
検査日三日前の間に 総会等の予定がない日を熟考して
検査日程の調整をしていただきました (^O^)/



  


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2020年03月18日

3月議会閉会





令和2年第1回蕨市議会定例会が 本日 閉会しました。

令和2年度一般会計当初予算案はじめ
条例案9件 補正予算案7件 予算案9件 契約案1件 の
合計26件は すべて可決承認されました。

討論 採決 終了後の休憩中に議会運営委員会が開かれ

議員提出議案第1号
「蕨市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の
 一部を改正する条例」

委員会提出議案第1号
「蕨市議会委員会条例の一部を改正する条例」

を 本日の日程に追加し 
提案理由の説明を行った後 即決することとなり
それぞれ 最大会派の代表 議会運営委員長 ということで
いずれも 不肖私めが 提案説明を行い
全会一致で可決すべきものと決しました。


  


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2020年03月17日

彼岸の入り ♪





本日 3月17日(火)は 春のお彼岸の入り であります。

今朝 菩提寺・三学院に行き お墓そうじ をしてまいりましたが
↑ 舎利殿裏の十一面観音像の桜が 早や五分咲き でありました。

そうじを終えて 帰ってから お仏壇を整え
ビールが大好きだった 父に ビールを お供えいたし
お寿司が大好きだった 母に お寿司を お供えいたしました ♪

明後日に 血液検査や内視鏡検査等々を控えているので
ご相伴にあずかれなかったのが まっことに残念でありますが (≧・≦)
ヒジョーに スガスガシー気持ち であります (^O^)/

ですから お彼岸まいり には ・・・・・
ぜひ 萬寿屋のせんべい を ご利用くださいませ (^O^)/

と いうことで ・・・・・

お彼岸の入りの前日の 3月16日(月) 蕨市議会では
本会議 一般質問終了後の 休憩中に
議会運営委員会を開催し 次の事項が決定いたしました。

1. 日程の変更について、

一般質問が1日で終了したことに伴い
新型コロナウイルスへの執行部の対応を考慮し
17日(火)の本会議を休会とし 18日(水)に本会議を開き
23日(月)に実施予定であった 付託に対する委員長報告
委員長報告に対する質疑 討論 採決を行う。

以上であります。


  


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2020年03月14日

青信号 !





今から ちょうど6年前
2014年3月12日に開通した 県道 と 旧中山道の交差点であります。

開通と同時に 「中山道蕨宿本陣跡」 という交差点名標識が設置されました ♪

私は かねてより

“ 新しい県道 と 中山道本町通り が 交わる交差点の 名称は
  中山道蕨宿 が ふさわしい と考えますし
  その交差点の 歩道巻き込み部 は
  景観に配慮したものとして整備すべきと考えます ! ”

と 繰り返し キッパリと 要望してまいりました (^O^)/

結果として 中山道蕨宿 では 場所が特定できないので
「中山道蕨宿本陣跡」 となりましたが 
歩道巻き込み部の整備も合わせて
地域の方々はじめ 皆さん 大変喜んでくださいました ♪

7月7日に予定されている 
蕨市役所を出発して この交差点を左折して 
旧中山道を戸田橋方面へと向かう 東京2020オリンピック聖火リレー が
コロナウイルスによる 閉塞感を吹き飛ばして
かねてからの予定どおり 青信号が灯る ことを願ってやみません !


  


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2020年03月12日

インフォテインメント♪





インフォテインメント は ・・・・・
インフォメーション(情報) と エンターテインメント(娯楽) 
の語を 組み合わせた造語 であります。

主に自動車(車載システム)について用いられる語で
「情報の提供」 と 「娯楽の提供」 を実現するシステムの総称
あるいは 特に情報・娯楽の両要素の提供を実現するシステムの呼び名です。

胃と食道と肝機能の検査が近づいてまいりましたので
昨夜は 晩酌を超控えめにしたら やっぱ寝付けないので (^O^)/
枕元に積んである とある団体の機関誌を手に取ったら
大変興味深いコラムを見つけました ♪

「スティーブ・ジョブズの遺産」 というコラムであります。

56歳で亡くなった アップル社の創業者 スティーブ・ジョブズは
聞く人を楽しませながら 情報を伝える
インフォテインメントの名手 であったとのことでした。

パワーポイントに代表される 箇条書きをなくし
インフォテインメントを実現するために ジョブズがやったことは
徹底的に 切って 削って そぎ落とす 簡素化作業 だったそうです。

簡にして 要を得た 最短のキャッチフレーズを考え出し
スライドでは 文字や数字より 絵や写真を重視し
余白を重んじた とのことで 禅宗の禅画から そのヒントを得たそうです。

削る  余白  簡素化  ・・・・・
いずれも 日本人が得意とする俳句の世界でありましょう。

そういえば私も 原稿を書く時は とりあえず思いつくままに
ダラダラダラダラダラダラダラダラ 長文を書いて  (^O^)/
その後 切って 削って そぎ落とす 簡素化作業 をしているつもりですが
それでも 自分でも 長いな と思う時があります (^O^)/


本ブログは 思いつくままに綴っているだけでありますが (^O^)/

俳句は得意ではありませんが 大きなヒントを得たコラムでありました ♪



  


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2020年03月10日

和製漢語(≧・≦)





エネルギー利用と環境問題には 深い関係があります。

私たちのくらしが豊かになるにつれ
自然環境を無視した開発が行われたり
石油や石炭などの資源をたくさん使用するようになりました。
このため 自然の生態系がくずれ 
世界各地でさまざまな環境問題が起きるようになりました。

かけがえのない地球を守るため
そして私たちの未来を確かなものにするためにも
一人ひとりがこの問題を意識し 行動することが求められています。

↑ 画像は SDGs の Goal 6

全ての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。 です。

先日 新聞のコラムで読んだのですが 和製漢語 といって
漢字にも 輸出された漢字あるそうで
今 公衆衛生危機管理 が 問題となっておりますが
環境 という漢字は 日本で作られて 中国でそのまま使われているそうです。
科学や文化 経済 情報 などもそうで まだまだ無数にあるそうです。

多くは申し上げませんが ・・・・・
発生源の中国の責任の有無について考えさせられたコラムでありました (≧・≦)


  


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2020年03月09日

ランキングについて(^O^)/





ランキング とは ・・・・・

さまざまなジャンルや 個人・団体に順位位置をつけるプロセスであり
このように配置されるリストを ランキングと言います。
一般的にランキングに投じる票は 調査対象の何らかのアクションであり
その数値を集計し 表・グラフにした物を指します。

・ ・・・・ ということで
このブログは 店長情報 というところに属しておりまして
大体 毎日100アクセス前後
ランキング にして 600ブログ中 6位前後に位置しているのですが

先日 なんだかわからないけど 一日400アクセス を記録して
突然 第1位 に ランキング されてしまったのでありました (^O^)/

なんらかのコトバがヒットしたのでありましょうが
別段 深く考えないで徒然にしたためているので
書いている当の本人がイチバン驚いております (^O^)/

とにもかくにも ・・・・・
駄文をお読みくださっている方々に深く感謝申し上げる次第であります ♪


  


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2020年03月06日

春よ来い ♪





公私ともに 新型コロナウイルス感染症防止対策 に 係ることで
忙しさにかまけて 失念しておりましたが ・・・・・

昨日 3月5日(木) は 啓蟄 でありました ♪

二十四節気の 第三 であり 「啓」 は 「開く」
「蟄」 は 「虫などが土中に隠れ閉じこもる」 意で
「啓蟄」 で 「冬籠りの虫が這い出る」 という意を示し
春の季語 でもあります。

期間としての意味もあり ・・・・・
次の節気の 春分 前日 までであります ♪

さまざまな意味で 早く ・・・・・
春よ来い ♪


  


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2020年03月05日

気持ち (^O^)/





蕨市議会3月定例会は 昨日から明日までの三日間
三つの常任委員会で 付託された議案の審査中であります。

開会日から今日まで コロナウイルス感染症対策関連で
議員各位から いろいろな考え方・ご意見を
会派代表・議運委員長 として 拝聴してまいりましたが ・・・・・

長文を アップするのは もうやめにして ワンセンテンス ♪

AIが いかに発達しても 気持ち というものは人間だけが味わえるものでしょ♪

終わります (^O^)/


  


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2020年03月04日

代表質問 了 ♪





本日 3月4日(水)は 総務常任委員会が開かれました。

委員会でのやりとりと 代表質問の再質問でのやりとりは省略しますが
代表質問での 結び だけ記載させていただきます (^O^)/

文字の好きな方だけ ご笑読いただければ幸いです (^O^)/



全国で 多くの自治体が消滅可能性を指摘されておりますが 
住み続けたい人がいれば 令和の時代もその先も地域は消滅しない!
私は そう 信じています。

市長も 私も この議場内にいる  議員各位  執行部各位も 
その多くが いわゆるABS世代です。

ABSとは 「 アクティブ ・ バブル ・ シニア 」 の 略称 であり、
「昭和30年から 昭和43年生まれ」 の世代を指す と定義されております。
ABS世代は、幼少期に 高度経済成長期を過ごし
多感な時期には 様々な 音楽や スポーツ
そして 様々な娯楽で 刺激を得ました。

1975年創刊の雑誌 JJ  1976年創刊の雑誌 POPYE は、
ABS世代に対する 大きなインパクトでした。

そして1980年代に 社会人となり やがて空前のバブル景気を体験しました。
また 男女雇用機会均等法が制定されたのは1985年であり
女性の本格的社会進出を図った 第1期生は ABS世代の女性 です。

生まれてから 社会人 そして結婚生活をスタートする時期において
「戦後日本市場の美味しいとこ取り」 をした世代と言えるでしょう。

そのABS世代も 今では50代以上の プレシニア層 となりました。
終身雇用時代 社会人となり その後雇用環境は劇的に変化しました。

今は 人生100年時代と言われ 「仕事・生き方」 
に関しての考え方も劇的に変化しました。

ABS世代は今までのシニアにはない
アクティブに 若々しく 生きていく術を 知っている部分があるのと同時に
今後の人生設計が 描きにくい世代 でもあります。
つまり プラスの側面が 大きくあるのと同時に
一方では 大きな課題 を 抱える世代 でもあります。

その 大きな課題。
「人生100年時代の 日本人のQOL = クオリティ・オブ・ライフ 」 
を どう 実践していくか。


impossible     不可能  という意味です。

まったく同じスペルで 最初のアイを大文字にして そのあとに
カンマを入れ  m と p の間に スペースを入れると

I’m  possible  私にはできる  になります。

同じ 一つ一つの文字   同じ 並び  でも  
カンマ と スペース を 一つ加えるだけ
ちょっと 考え方を変えるだけで ポッシブル = 可能  
という 言葉 になるわけであります。
パラリンピックの精神 でもある とも言えるでしょう。

今年の 新年あいさつ交歓会で 河鍋暁斎 が描かれた 
干支 子の酒杯 をいただき  愛用させていただいておりますが
暁斎が 広く 大きく 注目されるのは 
その縦横無尽さに 人々が惹かれるからでしょう。

市長もこれから ぜひ さきほど申し上げた 健康福祉の苑構想 はじめ 
公共施設の 再整備・再配置方針 など 蕨 大改革 ともいえるような
縦横無尽な攻めのプランにも 積極的に取り組んでいただくことを期待して
私の 代表質問を 終わります。

  


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2020年03月03日

全員協議会 





本日 蕨市議会本会議 散会後
第一委員会室にて 全員協議 が開かれました。

新型コロナウイルス感染の 拡大防止に 
市が その対策に専念できるよう
今定例会における 一般質問は とりやめにしよう。

という 合意が 令政クラブ・蕨市共産党市議団・蕨市公明党の
三会派による代表者会議 で 合意に至っていたのですが
議員全員の意見を聞く必要があろう ということで
全員協議会を開催することとなりました。

結果 会派に属さない 一人一人の 議員方々の合意が得られず
議長による 配慮要請 という結論に達しました。

配慮 とは ・・・・・

心をくばること というほどの意味でしょう。

一方 自粛 とは ・・・・・
自ら進んで 行いを慎むこと というほどの意味だと思います。

私は 自粛要請 を進言していたのですが 様々な議論があって
配慮要請 に 落ち着きました。

日本語は難しいな と 改めて思いました。



  


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2020年03月02日

代表質問 ♪





3月2日(月) 午前10時より 蕨市議会3月定例会 本会議 代表質問で
トップバッターとして 登壇いたしました。

以下に 登壇原稿 全文 を記載いたします。

登壇での質問だけで 33分ほど かかりましたが
答弁・再質問・市長の答弁 を含めて 100分以内で 終わりました。

代表質疑 にかわる 代表質問制 は 三年前 私が二度目の議長の時に
導入させていただきましたが その時から
代表質問 というのは こういったスタイルが望ましいかな ?  と思ってました。

ご批判は承知のうえで 行ったことですので 
文字の好きな方だけ ご笑読いただければ幸いです。
完全オリジナル版で 8,853文字 あります  (^O^)/



おはようございます。16番 令政クラブの池上智康です。
令政クラブを代表して代表質問を行います。

令和という時代に入って 初めての3月定例会であります。
新型コロナウイルス感染症の影響で 
オリンピックイアーのスポーツ ビッグイベントをはじめ
文化行事や 様々なイベントが 中止・延期 あるいは 規模縮小 を余儀なくされ 
本市でも 国や県の感染予防対策に基づき 感染を予防するため 
2月21日に 3月末日までの間 市主催 または 市が実行委員会に加わる 
イベントや集会についての対応方針が示されました。
公衆衛生 危機管理の在り方 が問われており
まさに 国を挙げての感染拡大を防ぐ 体制づくり が急務であります。

現在 コロナウイルスに感染し 闘病されている方々が 回復に向かうこと
お亡くなりになられた方々の ご冥福をお祈りするととともに
医療現場はじめ 感染症の対応に当たられている 
すべての方々の ご安全をお祈りいたします。
 
私も 2月25日に本市の対応方針を受けて 3月11日に予定していた
蕨障害児・者を守る会の研修会  みぬま福祉会が 
みんなでつくる 豊かな暮らし を 目指し 昨年4月に川口市に開所した 
新たな 障害者入所施設 「はれ」 の施設見学会を
苦渋の選択で 延期したところであります。

さらに 2月27日 18時には 首相は 新型コロナウイルス感染症対策本部会合で                      
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため 3月2日から 春休みが明けるまで             
全国の小・中・高校や 特別支援学校を 臨時休校にするよう 要請するという               
新聞の号外 が出るほどの 前例のない思い切った判断 を くだしました。                 

自治体の反応は 様々 であるようですが この問題に正解はなく 
是非は何とも言えません。         
北海道の一斉休校で すでに大きな話題になっていたように 学校閉鎖の期間中 
保護者が仕事を休めるよう
あるいは それによって 保護者に 仕事上の不利益が生じないよう
企業や 国の 積極的な配慮も 不可欠であります。
他会派の 代表質問の 要旨一覧に この問題に関する質問事項が 
記されておりますので これ以上 多くは申し上げませんが
驚きと 期待と 不安  様々な思惑が交錯しております。          
国民生活や 経済活動に及ぼす影響は 計り知れないものがあります。 
一日も早い収束を  心から願う次第であります。

 
さて 四ケ月前 10月22日 皇居・宮殿で 即位礼 正殿の儀 が執り行われ
天皇陛下は
国民の幸せと世界の平和を願って 国民に寄り添い 
日本国及び日本国民統合の象徴としての務めを果たすことを
歯切れよく誓われました。
皇位が 見事に 今上陛下に継承された瞬間でありました。

明治・大正・昭和 という 天皇陛下崩御で 終焉を迎えた元号は
国際基準の西洋暦に代わることなく 近代史上初の 退位に伴う
平成から令和への改元で 新たな息吹を吹き込まれた感があります。

元号は日本固有のスタンダードであるとともに いかに西洋暦と併存してゆくのか。
この国の伝統と歴史を 深く 広く 学ぶ よすが となりましょう。

思えば平成の30年間は 政治改革の30年でもありました。
昭和末期に勃発した リクルート事件や 東京佐川急便事件といった 
数々の政治スキャンダルを
乗り越えるため 平成改元とともに 政治改革が様々な形で叫ばれました。
政治改革を三つのキーワードでくくるならば
衆議院選挙の小選挙区制  二大政党制  政権交代 と言えます。

本年1月の人口移動報告を見ますと 人口減少社会にあって東京圏への転入者は
21年連続の転入超過であり 三大都市圏でも 
大阪 名古屋は逆に転出者の方が多く
東京圏への一極集中が止まりません。
政府は 東京圏から地方への転出と転入を 均衡させる目標を掲げましたが
現状を放置していては 目標達成は 見通せないことでありましょう。

幸いにして 首都東京に近接し 交通の利便性が極めて高く
人口もここ数年来 微増傾向にある本市ではありますが
今 全国の自治体では 子どもの医療費助成競争の過熱による拡大 など
お金で人を集めることが散見され 
これでは自治体による 人の争奪戦 にしかなりません。

自治体は 人口奪い合いの 不毛な競争をするのではなく 地に足が着いた
持続可能な 地域づくり戦略を立てる必要があり
数値目標や 年次に 過度にこだわらず、多様な施策を組み合わせて
長期的な地域づくりにつなげること が肝要であると考えます。

以上の所感を踏まえまして、
私からは 大きな一点目として令和2年度一般会計予算について
大きな二点目として 市長の令和2年度施政方針と重点施策について
総括質問をさせていただきます。


平成27年7月に施行された 議会における最高規範である
蕨市議会基本条例 第4章第13条 に規定されている代表質問を鑑みて、
細部については、それぞれの常任委員会に委ね市長の施政方針を中心として
それぞれの施策の 目的 と 基本的な考え をお聞きしたい と思いますので、
よろしくお願いいたします。

はじめに 予算全般にかかわる事項を8点お聞きします。

一点目として
前年度比 14億3千万円増、 5.8%増で 一般会計当初予算の規模では
過去最高の総額259億8千万円となった詳細と 今後の財政見通しについて。

二点目として 地方財政計画の概要と 予算への影響について。
地方財政計画を どのように本予算に反映させたのでしょうか。
特に 地方交付税 及び 臨時財政対策債の積算内容 及び 今後の見通しについて。
そして 自主財源と依存財源の比率 及び 今後の課題について、お伺いいたします。

三点目として 市税全般の 積算内容と今後の見通し について。
特に 歳入の大宗を占める 市税収入の税目ごとの積算内容
及び 今後の見通しについて お聞かせください。

四点目として 繰入金の各々の積算内容。
また 各基金の令和元年度末と 令和2年度末の残高見込み 及び 今後の計画について、
お聞きします。

五点目として 市債の発行内容 並びに 市債残高と 今後の推移について。

六点目として、歳出総体に占める消費的経費の総額と、それに占める人件費の割合、
投資的経費 その他の区分の 概算額と比率について。
また これを踏まえた経常収支比率の見込みと推移について。
七点目として 各特別会計への 繰出金の積算内容について、

そして 八点目として 蕨市土地開発公社の健全化による 資産の状況はどのようでしょうか。
また 所有地の暫定活用はどのようでしょうか。

総括的にお伺いいたします。


次いで 大きな二点目として 令和2年度施政方針と重点施策についてお伺いいたします。

一点目として 市長は 施政方針表明で 県南をリードするまちづくりを掲げられましたが
市制60周年記念式典はじめ さまざまな場面で 市長は
まちの誇り、愛着の高さ  自分たちのまちは 自分たちで創ろうという気概
そして 次代を担う若い世代への熱い思い が
蕨の発展を支える大きな力だ と 述べられております。

まさに その通り だと思います。  
私が以前から 常々申し上げてきた シビックプライドの根幹をなすもの でもあります。
ソフト面で 協働のまちづくり が 前進した成果でもある と思いますが 
ハード面における 県南をリードするまちづくり。
長期的な 公共施設・都市基盤の 再整備に向けての
基本的なお考えを お伺いいたします。
 
また 市長は 人口増加率は県内40市で二番目、県南で一番と述べられましたが
増加しているのは外国人 という現実の認識と、それに対応して
今後必要となる施策については どのようにお考えでしょうか。 お尋ねいたします。

ニ点目は 2つの重点事業の2 時代の変化に対応した教育の充実 についてです。
 
半月前の 建国記念の日 「出張 ! なんでも鑑定団in蕨」 を観覧に行く際
素晴らしいお天気でしたので 歩いて 通り道の 三学院と和楽備神社に参詣した折に
学校が休みの日であるにもかかわらず 子どもがいない 寺と神社で ふと考えました。

私が子どもの頃は お寺や神社は格好の遊び場で
情報交換 の場であり いっくら寒くとも 子どもたちが絶えず集い
鬼ごっこや三角ベースなどして 和尚さんや 宮司さんに叱られたり
とにかく 異年齢の子どもたちが 日が暮れるまで遊びまわっていました。
そして 遊びの中には 年齢に応じたルールがあり
年少者は 捕まっても鬼にならない などの 免責特権 が与えられるなど
なんにもわからなくても 一緒に遊べるように配慮され
仲間たちと 楽しく過ごした記憶があります。

年少者はわからないこと できないことがあれば その都度 年長者に尋ね
先輩も 丁寧に説明して 教えてくれました。
年少者は 先輩 という人格を通して 知識や
その地域で生活するために必要な 情報と規範を学び
大人になるための 準備をしてきました。

しかし いつのまにか 過度の情報化社会が 子どもたちから集団での遊びを奪ってしまい
マスメディアの発達は 情報の一元化をきたし かつては体験を通して伝わってきた
情報と 伝承文化が 伝わりにくい状態が生じました。

手足を使わなくても済む 現代の便利な生活に慣れてしまった私たちは
子どもたちが 遊びやすい環境づくりを 忘れてしまっているようです。
子どもは風の子。
純真で 稚気にあふれて 活発に飛び跳ねて
風のように さわやかであってほしい と考えた昼下がりでありました。

さて 昨年12月3日に公表された OECD = 経済協力開発機構による 
国際的な学力調査で 日本の若者の 読解力低下が 浮き彫りになりました。
実際に 大学や ビジネスの現場で 文章を正しく読み取れない
言いたいことを正確に伝えられない という 国語力の危機 を感じている関係者が
大勢いるそうです。
言葉の世界で 今 何が起きているのか。
原因の一つに SNSの普及 があると考えられているようです。

スマートフォンを使って 短文でやりとりできるLINEは 
単語や略語だけの 気軽な話し言葉で通じ
その時の気分を絶妙なニュアンスで表す スタンプ を使えば 
感情を言葉にする必要がありません。
読書などを通じて 正しい日本語に 触れる機会が 減っているうえに 
正しく書かなくてもいい環境が 生まれたことが 
言葉の乱れにつながっているのでしょうか。
SNSを通じて ぱっと書いて ぱっと送る習慣がついてしまい 
推敲して 文章の質を高める努力をしなしなったため 
書けない 読めない人が 増えているのかもしれません。

市長は 今定例会初日の 施政方針表明で 二つの重点事業の一つに
時代の変化に対応した教育の充実 を掲げられました。

国が示している GIGAスクール構想に合わせた 学校ICT環境整備の加速化 
外国語活用能力の向上 教育環境の向上
いずれも 当初予算案にも反映されておりますし
いずれも 令政クラブ所属議員はじめ 議員各位が 永年 強く要望してきたことですから
蕨市議会としての 大きな成果でもある と思います。

児童・生徒の ICT活用能力の 向上を図ることも 外国語活用も 
もちろん とても大事です。 
同時に ・・・
私は 小学生・中学生の時に時間のかかる国語力を育てることが とても大事だと思ってます。
国語力は あらゆる学力の基礎 である と言えましょう。


国語力は 思考力そのものであり 本質は考える力 ですから、
あらゆる勉強の基礎 になっています。

先日 新聞で 落合陽一さんの 「プログラミングや英語教育より大切なこと」 というコラムが
目にとまったのですが 要約しますと 
「 コンピューターの翻訳技術がどんどん向上しているため これからグローバルな人材として
活躍していくために 必要なのは もはや 英語力ではなく コンピューターが翻訳しやすい
論理的な言葉づかいが 母国語でちゃんと できること。 
つまり母国語で 考えを明確に伝える能力が高いことのほうが はるかに重要だ 」 
とのことでした。 
一理あるな と思いました。

数学や英語の勉強は たとえ遅れていても 比較的短期間で取り戻すことができる
と 言われておりますが 国語力を取り戻すには 
きわめて長い期間がかかるそうです。

そういった観点から 施政方針で 市長が おっしゃっていた 
蕨ならではの  明治3年 蕨郷校設立からの 行き届いた教育の継続。
時代の変化に対応した 教育の充実 について 
特に 児童・生徒の 国語力の強化に どのように取り組んでいかれるのか
当局のお考えを お聞きしたいと思います。

三点目として 蕨の未来に向けた三大プロジェクトの1。
超高齢社会に対応したまちづくり でありますが
社会福祉分野では 2025年問題を 5年後に控え 
私は大きく三つのテーマがあるだろうと考えております。
一つは介護の問題。 二つ目は深刻な少子化の問題。
そして三つ目は 地域活動の担い手の問題 であります。

2025年問題は 高齢者介護だけの問題ではありません。
2025年には団塊ジュニア世代が50代になりますが この世代には子どもが少なく

ジュニアの ジュニアがいれば 出産適齢期になる頃であるのに
それが期待できない状況で 少子化は急激に進み
子育て支援のあり方は 今以上に重要な施策になってきます。
ですから 高齢者介護とセットで子育て支援も 問題を予測しておく必要がありましょう。

肝要なのは 地域活動の 担い手不足の解消 であります。
現在 地域活動を担っている 団塊の世代前後の方々に お聞きすると
「地域に恩返しをしたい」 という答えが返ってきます。
きっとそれは 幼少期から近隣の人たちにお世話になった という 
原風景があるからでしょう。


ところが これからは 定年退職して 時間的にも経済的にも 少しゆとりができれば
地域のことをやってくれる というのは 幻想になるかもしれません。
従来のやり方とは 違う仕組みや工夫をしてゆかねばなりません。
地域福祉は そもそも 分野横断的な福祉であり 総合相談窓口や
分野を横断して 課題解決を図る 専門職や行政による協議の場
そして そこに 住民による地域福祉活動 といった 横糸 を通していく必要があります。

地域の支え合いと 包括支援体制を内容とする 地域福祉の体制をまとめあげる。

国が示しているのは あくまで ビジョンであって 地域主権の時代には
それを 自らのまちに合った 地域福祉に書き換え
新たな仕組みを創りだすことこそ 行政の責務であると思います。

超高齢社会に対応したまちづくり。 
蕨モデルの 地域包括ケアシステムの構築 に向けた
総合的な取り組み方について 詳しくお聞かせください。


さて 2月18日に開催された 都市計画審議会で 
新たに策定中の 蕨市都市計画マスタープラン案 と 蕨市景観計画案が示されましたが
これまで以上に 都市の景観や 歴史 文化 地産品 企業 人材 コミュニティ力 などの
地域資源を活用して 自立できる事業を増やし、
地域創生につなげるよう 自らの頭で考えて 創意工夫し
自らの責任で決定し 実行していかねばなりません。
 
市長が 施政方針の冒頭で述べられたように 令和の時代は地方の時代。
令和の時代こそ、自治と分権が求められているのであります。

そこで 3点目の2 として 蕨の未来に向けた三大プロジェクトの2。
蕨の玄関口にふさわしい駅前再開発の推進 について お伺いいたします。

中心市街地活性化の中核事業ともいえる 
蕨駅西口地区市街地再開発事業につきましては
再開発準備組合の皆様や 関係者の取り組みが進み 事業主体となる
本組合設立に向けた 手続きに入っている とお聞きしておりますが
これからの 蕨駅周辺のまちづくりが どのようになってゆくのか
市民の皆様はじめ 大きな関心が持たれているところです。

そこで 本事業について何点かお聞きします。
まず 市が計画主体となる 行政センター 図書館など 公共公益施設の
検討状況については どのようでしょうか。 詳しくお聞かせください。
 次に 平成7年の当初都市計画決定から20年以上が経過し 
この間の関係権利者の皆さんの高齢化や 
建物の保守 水道やガスなどの老朽化対策など
ご心労を鑑みると 着実な事業推進で 早期の生活の安定と再建が必要と思いますが 
市は 権利者への支援を どのように考えているのでしょうか。

そして これからの 蕨駅周辺のまちづくり が どうなっていくのか。
多くの市民の皆さんが大きな関心をお持ちです。
市では これまで節目ごとに 情報提供していることは 承知しておりますが
計画が確定したのち 計画の内容や 事業の進捗状況 などの お知らせを
積極的に行っていただくよう 要望し 
蕨駅西口地区 市街地再開発事業の 推進のための支援内容 及び 今後の見通しについて
お伺いいたします。

四点目は 東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた 気運の醸成 レガシー形成戦略と 
生涯スポーツ推進体制の整備・充実についてです。

3年半前 平成28年9月議会の一般質問で 初めて 私が テーマとして 取り上げた
東京オリンピック・パラリンピックまで あと 144日 となりました。
4年前 次回開催国として迎えた リオデジャネイロ オリンピック での 日本選手団の活躍は
41個のメダル獲得 という 目覚ましいものがありました。

さらに 史上最多となる 159の 国・地域 と 初結成の難民チーム から 
約4,300人の 選手が参加した 障害者スポーツの祭典 
 リオデジャネイロ パラリンピック での 
日本選手団の活躍も  24個のメダル獲得 という  これまた 素晴らしいものであり
全世界で 障害者スポーツが メディアなどを通して 注目された大会でありました。

パラリンピックは
下半身麻痺 を意味する パラフレジア と オリンピック の合成語 でありますが
今日の パラリンピックの パラ は ・・・・・ パラレル
すなわち 平行する という意味の パラ であり
オリンピックと 同じ目的 を 意味する パラレル だと言われており
障害者スポーツ最大の祭典は 世界に 共生社会実現への願い を 
アピールする格好の機会であり
東京は 世界で初めて 二回目のパラリンピックを開催する都市 でありますから
パラリンピックの成功なくして 東京2020オリ・パラ の成功はあり得ません。

そして パラリンピックを一つの契機として ハード ・ ソフト両面の 
バリアフリーに資する取り組みを
推進していくことが肝要である と 改めて 強く感じているところであります。



本市においても オリンピック聖火リレー パラリンピック聖火ビジットはじめ 
オリンピックを起爆剤に 大会関連イベント  文化プログラム などを 積極的に取り入れ
各地との連携により 気運を盛り上げ 地域を活性化していく ビッグチャンス であります。

そのためには 経済・社会全般 にわたる 有形無形の レガシー形成 を見据えての
戦略が必要となると思います。
この場合の レガシーとは 単に 建造物のみならず 歴史文化的遺産や 都市景観
そして 環境  持続可能性。 
さらに オリンピック・パラリンピックで 醸成されるであろう
スポーツ文化や ホスピタリティ精神 といった
無形の遺産 を 根付かせ 発展 継承させること であります。


オリンピック閉幕後の 残る レガシー = 遺産 をどのように活用するかが問われます。
レガシーをどのように活用するか。
8年前の ロンドンレガシー が有名ですが
リオデジャネイロ・パラリンピックで 銀メダルを獲得した ボッチャ の日本選手たちが
ボッチャの普及を図り 特別支援学校に出向いて指導した という報道に接しました。
また 児童が  車椅子バスケットを 観戦に行き
努力することの大切さ 尊さに 驚嘆したとのことでした。
これこそ オリ・パラで醸成された スポーツ文化や ホスピタリティ精神 といった
無形の遺産 を 根付かせ 発展 継承させることであろうと 感動しました。

東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた 気運の醸成 と レガシー形成戦略 について。 
そして これに伴う 生涯スポーツ推進体制の整備・充実については
どのような取り組みを検討されているのか お尋ねいたします。


最後に5点目  自治体によるSDGsの情報発信について お伺いいたします。
経済発展と環境保護 貧困解消などを両立させるために 
国連が掲げる持続可能な開発目標 SDGsについて 
埼玉りそな産業経済振興財団の調査によりますと
対応中・対応予定 と答えた県内企業は 約一割 にとどまっています。
主な理由は 経済活動と比べると 優先度は下がる ということですが
だからこそ 行政から SDGsは 経済活動と親和性があり ビジネスチャンスとなりうる
という 情報発信をする必要がある と考えます。

また 先日 民間調査会社 ブランド総合研究所が 全国の83市の市民に
幸福度・満足度などを調査した 市版SDGs調査で 川越市が全国一位になりました。
ブランド総合研究所では 川越市は歴史や文化が豊かで 交通の利便性も良いため
愛着を持つ住民が多いのでは  と コメントしています。
市版SDGs調査は 地球全体の視点で作られたSDGsを
都市の 住民の視点に置き換え 今回初めて実施しました。
昨年末に 政令指定都市 中核市 県庁所在地の 計83市の市民 約14,000人に
インターネットで実施し 驚いたことに96.5%の有効回答を得ました。

調査では 貧困 や 健康・福祉 など SDGsのテーマに則して 計160項目について
市民が感じている 悩みや 社会の課題などについて回答を求め
その回答を 幸福度 満足度 愛着度 定住意欲度 の四つの指標に基づき 数値化し
その平均を SDGs指数 としました。

川越市のSDGs指数は 74.7で 83市の平均69.0を 5.7ポイント上回り
指標別でも 幸福度74.8は 全国平均67.6を7.2ポイントも上回り 全国トップ。

川越市の担当者は 観光人気や 東京2020オリンピックで ゴルフの会場があるなど
市民の地元への関心が高まっているのだと思う。
これからも SDGsへの取り組みを さらに進めていきたい 
と コメントしております。

世界の共通言語である SDGsを  
自治体の固有の事情を考慮した 活動目標として 地域に落とし込む必要があり
自治体の取り組みには 政府の施策に沿って進める 義務的なものと
自主的に推進するものの 2タイプ がありますが
本市における 自治体SDGs の情報発信 については 
どのように取り組まれていくのか お伺いし 登壇での質問を終わります。
 


  


Posted by iketomo at 22:14Comments(0)