2007年03月29日

先進地視察







3月19日(月)に、蕨商工会議所商業振興委員会(北條浩司委員長)、
蕨市商店街連合会(大竹虎彦会長)の共催により企画された、
東京都世田谷区の京王線千歳烏山駅周辺にある烏山駅前通り商店街振興組合の視察に参加してまいりました。

“えるもーる烏山”という愛称で地域住民から愛されている繁盛商店街で、
「烏山方式」といわれているスタンプおよびポイント制度の説明を、
同商店街の松津専務理事さんより懇切丁寧に受けた後、
同商店街をつぶさに視察してまいりました。






スタンプ制度を単なる販促ツールとしてだけでなく、社会貢献ツールに発展させることで、地域を守り育て、
商店街を活性化させている取り組みを肌で感じることができ、おおいに実りある研修会でありました。

  


Posted by iketomo at 19:55Comments(0)

2007年03月16日

文化について




もう、今から20年以上前のことで・・・・・
まだ私が20代の時でした・・・・・

昭和59年、私の地元の本町通り商店会では、商店会に青年部が出来、
名前も中仙道商店会と改名したことを記念して、
なにかイベントを行おう、という機運が盛り上がりました。

当時は4月1日に苗木市が行われていたので、この時にカラオケ大会でもやろうか…
ということになり、出場者も募って当日を待っていたのですが、
幸か不幸か当日雨が降って苗木市自体が中止となりました。

それでは半年後の11月3日・文化の日あたりまでに、充分準備をして、
単発で終わらない新しいイベントを始めよう、
オマエが一番若いから事務局をやれ、ということで、
見るまつりから参加するまつりへ…
を具体的目標に掲げて始まったのが 宿場まつり です。

まったくのゼロからのスタートでしたので、
当日は3.000人くらい人が集まってくれればいいな、
と思っていたのですが、
フタをあけたらその10倍ではきかない、
40.000人もの人々がこの宿場まつりに来てくださいました。

この時、自分たちが一所懸命頑張ることによって、
まちの人々が喜んでくださる喜びを実感し、
蕨の人々や蕨を思う気持ちが強まり、
宿場まつりが拡大していくなかで郷土愛が物凄く深まっていきました。

同時に、イベントは手段であって、それが目的であってはいけない、 ということに気付きはじめました。

私たちが目的とすべきものは、住環境整備をはじめとする まちづくり なのだ。
そして、そのためには一定の自主財源と制度的担保を有する
まちづくり運営主体 が絶対に必要である、
という考えから、宿場まつりのスタッフと一緒に、
市条例に基く中仙道まちづくり協議会、
任意団体を法人化した商店街振興組合、
そして まちづくり会社たる 有限会社 蕨宿 を
事務責任者として次々と立ち上げてまいりました。

現在、自分たちのまちは自分たちで管理・運営していこう、という意味合いから、
多くの区域内住民の皆様のご賛同を得て、まちづくり計画を策定し、
まちづくり憲章を制定し、まちなみ協定を締結して、
現代の宿場の形成に向けての運動を展開しているところであります。



司馬 遼太郎 さんによりますと・・・・・

『 簡単なとりきめだけで、万人が参加できて、 しかも便利であるものを文明という 』

そうであります。

ということは、たとえて申し上げれば、カップ麺は文明であります。
お湯をかけて何分間か待つ、という簡単なとりきめだけで、
多くの人が同じ味、同じ便利さを味わうことができるからです。

一方、ラーメン屋さんは地方により、店により、調理法も味も異なるわけであります。
この多種多様な味わいは、文明ではなく文化というのでありましょう。

私は・・・・・

現代の文明の恩恵に感謝するとともに、
現在の生活の便利さと引きかえに失ってしまったものにも心を配り、
文明の産物でもある 環境問題 にも深い関心を寄せ、
そして 文化の多様性を大切にしながら、
新たなまちづくり に 取り組んでいく必要がある
、と考えております。  


Posted by iketomo at 21:40Comments(0)

2007年03月15日

ボランティアについて





毎年、12月第一日曜日に、地元町会恒例の もちつき大会 が、
弊社工場と車庫で開催されます。

地元の子ども会育成会の主催で、町会・老人会の方々も、
昔とった杵づか で おっとり刀 でお手伝いにかけつけてくださいます。

私は、早起きしてボイラーを焚き上げ、前日の土曜日に洗ったもち米を、
水切りザルにあけて、皆さんが到着するのを待ちます。








概ね午前9時30分から 角セイロ でもち米をふかし始めます。
午前10時頃から、近隣の旧家からお借りしてきた、
臼と杵で、老若男女渾然一体となって およそ三斗の餅を搗きます。

午後1時頃には、すべて搗き終わるのですが、
その後の 洗い物 がまた一仕事であります。

参加された皆さんから、萬寿屋さんの場所と設備があるから、
毎年こうして もちつき を楽しめる、どうもありがとうございます、
などと言われますが、くすぐったい気持ちになります。






なぜかというと・・・・・

ボランティア というのは、
自分が楽しんでやっていることが、たまさか社会のために少し役立っているかもしれない、
というほどのものである、


と、常々定義しているからであります。  


Posted by iketomo at 20:05Comments(0)

2007年03月08日

お花見の夕べ ♪





私は、一年半ほど前から SNS や ブログ に興味を持つようになり、
インターネット上で お知り合いになった、さまざまな方々と一緒に、
いわゆる オフ会 を 企画・運営してまいりました。

そういった中で今般、 蕨地区ブログ愛好会主催 の・・・

      【 お花見の夕べ 】

の 概要が決定しました。


***************************


 ■ 期 日  3月24日(土) 午後7時 開会

 ■ 会 場  和光幼稚園園庭

 ■ 参加費  一人 1,500円程度

 ■ アトラクション あります

 ■ 準備の都合があるので、ご参加いただける方は コメント してくださると、とてもありがたいです。
   どうぞよろしくお願い申し上げます。

   もちろん・・・・・

   オールカマー で あります 


↑  画像は、昨年3月の お花見の夕べ の 記念写真です。



  


Posted by iketomo at 20:04Comments(0)

2007年03月06日

プロフィール - 3




昨日のブログに次男のことを書いたら、ありがたいことに、
いくつかの コメント や メール をいただきましたので、
今年の成年式で、感じたこと、そして とても嬉しかったことを綴ります。


成人を祝う儀礼は古くからあり、男子には元服・褌祝い、
女子には裳着・結髪などがありました。

日本における今日の成人式は、終戦間もない1946年11月22日、
埼玉県北足立郡蕨町において実施された 「青年祭」 がルーツとなっております。

敗戦により虚脱の状態にあった当時、
次代を担う青年達には明るい希望を持たせ励ましてやりたいと、
当時の埼玉県蕨町青年団長の高橋庄次郎氏が主唱者となり
青年祭を企画されました。

会場となった 蕨第一学校 (現在の北小) にテントを張り、
青年祭のプログラムとして行われた 「成年式」 が 現在の成人式の原型 となりました。

蕨市の 「成年式」 に影響を受けた国は、
1948年に公布・施行された祝日法により、
「おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝い励ます」の趣旨のもと、
翌年から1月15日を成人の日として制定しました。

それ以降、ほとんどの地方で成人式はこの日に行われるようになりました。
その後、1998年の祝日法改正(通称:ハッピーマンデー法)に伴って、
2000年より成人の日は1月第2月曜日へ移動しています。



****************************




1月8日(月)  次男と一緒に 成年式 に参加してまいりました。

二人で 普段着で 成年式の会場へ行ったら・・・
次男 と 北小 で一緒だった、
晴れ着を着飾った おない年のお嬢さん方が・・・
何人も、何人も 何人も 何人も 何人も ・・・・・

“ まさくん、成年式おめでとう ♪ ”

と、声をかけてくれました。

次男 も とても 嬉しそう でした。

恥ずかしいですけど・・・・・・
隣にいた私は それが嬉しくて 泣いてしまいました。 



親は子どもを選べないけれど、子どもは親を選んで生まれてくるんだよ ♪



十数年前に カウンセラー に 言われた言葉を ふと 思い出した 成年式 で、ありました。





  


Posted by iketomo at 20:01Comments(0)

2007年03月05日

プロフィール - 2





今年、私の第三子である次男が成年式を迎えました。

彼は、《 SOTOS症候群 = 脳性巨人症 》 という先天性重度知的障害児で、
いまだに歩行は不規則ですし、言葉を発することが出来ません。

私は、今の彼と同じ学生時代、成績は良かったし、スポーツは万能でしたし、
同性・異性を問わず遊び仲間は大勢いたし、恥かしいけど物凄く傲慢な人間でした。

もしかすると、今でも多少生意気なところがあるかもしれませんが、
彼が生まれてから少しだけ優しくなれたような気がしてます。

戸田市にある、あすなろ学園という通所施設で出会った先生とか、
児童相談所のカウンセラーとか、医療センターの理学療法士とか、養護学校の先生とか・・・

『男子一生の仕事として、これらの職業を自ら選ぶ・・・世の中には凄い人たちがいるものだ。』

と感銘を受けたり、励まされたりしてきました。

と、いいながら・・・・・
次男の世話は 99% 家内 に任せっぱなしで、私は勝手に飛び回っていたので、
代わりに幼い頃から長女や長男が一緒に留守番したり、あれこれと遊び相手になってくれていました。

家族や、多くの仲間から、たくさんのことを学びました。

それは・・・・・・・


家族と一緒に笑う
仲間と一緒に笑う
それだけで人間は生まれてきた価値がある


と、いうことです。  


Posted by iketomo at 18:04Comments(0)

2007年03月04日

プロフィール





■ 池上 ともやす の プロフィール です。


■略歴

昭和30年9月 蕨市北町三丁目にて生まれる
昭和43年3月 蕨市立北小学校卒業
昭和53年3月 立教大学経済学部経済学科卒業

手づくりせんべい製造販売 株式会社萬寿屋 代表取締役

せんべい と 一緒で ウラ・オモテ のない 人間です ♪



■現在の主な役職

蕨商工会議所 議員
中仙道蕨宿商店街振興組合 専務理事       
有限会社蕨宿 取締役総務担当
蕨菓子パン小売商組合 理事
北町三丁目上町町会 文化体育部長


■これまでに経験してきた主な役職

蕨市社会教育委員
蕨市基本構想審議会委員
蕨市行政改革懇談会委員
蕨市人と環境にやさしいまちづくり審議会 会長代理
蕨市障害者福祉計画策定懇談会 副会長
蕨市老人保健福祉計画策定委員会委員
蕨市情報公開及び個人情報保護審議会委員
蕨商工会議所青年部 会長
蕨青年会議所 理事長
蕨市青少年相談員協議会 監事
蕨市立北小学校PTA 会長
北町公民館運営審議会 会長
北町三丁目子ども会育成会 会長
北町コミュニティ委員会 理事
埼玉県青少年相談員  


Posted by iketomo at 19:31Comments(0)

2007年03月03日

約束 - 4






■ 賑わいとぬくもりのあるまち


まちおこしの仕掛け人として、人が集まる拠点づくりと賑わいの再生に努めます。

癒しとやすらぎをテーマに、歩くのが楽しくなるような通りをつくり、
回遊しながらショッピングができる中心市街地の再生をはかります。

人と人とが笑顔で挨拶をかわす、そんなうるおいのあるコミュニティをつくります。
  


Posted by iketomo at 19:29Comments(0)

2007年03月02日

約束 - 3




■ お年寄りや障がい者が安心して暮らせるまち

誰でも、体が弱くなった時のことを考えると心配になります。
介護保険のみならず、民間活力をいかした新たな就業支援やグループホームの導入などを図り、
自分や家族にあった暮らし方が選べる仕組みをつくります。


  


Posted by iketomo at 17:52Comments(0)

2007年03月01日

約束 - 2




■ 子どもたちが夢と希望をもてるまち


子どもたちを取り巻く環境が悪化しています。
子どもたちが健全に育つために、家庭・学校・地域社会が、それぞれの役割を見直し、強化することが必要です。
子育てしながら安心して働ける新しいシステムを導入し、学校と地域社会の連携を強め、蕨の将来を担う青少年を育てます。


  


Posted by iketomo at 17:29Comments(0)