2012年11月29日

時の鐘 ♪





蕨市役所4階議長室 議長執務席の 真後ろ に
『長泉院梵鐘』 を 望むことができます。
↑  は 本日の本会議終了後に、議長室から撮影した画像であります。

南方向へ100メートル足らずといった至近の距離にあり、
気分転換が必要な時に、しばしば見入っております。

今日は曇り空でしたので、見えませんでしたが、
晴れた日には、その後ろに東京スカイツリーがはっきりと見えるのであります。


11月17日(土) 午前10時 蕨市役所出発で
【中山道蕨宿まち歩き】 を行った際にも、最初に訪れたのが長泉院でありました ♪


甘露山長泉院は、真言律宗、東京都湯島の霊雲寺の末寺で、
宝暦三年(1753)に創建されました。

本尊は、大威徳明王。
檀家をもたない祈願寺で、円実という沙弥が創建したことから、
一般には「おしゃみ」という通称で知られています。

長泉院の梵鐘は、宝暦八年(1758)に江戸神田鍛冶町の小幡内匠によって作られたもので、
蕨宿では 時の鐘 として親しまれ、水戸の弘道館の鐘と並んで、
江戸時代の名鐘の一つに数えられています。

鐘の大きさは、高さ約144.6cm 口径約79.5cm 口の厚さ約9cmで、
非常に美しい音色をもっています。

この鐘の特徴としては、乳がないこと、
撞座の中央に梵字が鋳出されていることなどがあげられ、
第二次世界大戦のさいには、鐘の供出が免除されました。
また、駒の爪が充分に発達し、竜頭の勇猛な表情からも、
鋳造者の非凡な才能がうかがわれます。   


蕨市教育委員会掲示 より 引用させていただきました ♪



  


Posted by iketomo at 15:13Comments(0)