2007年03月05日
プロフィール - 2
今年、私の第三子である次男が成年式を迎えました。
彼は、《 SOTOS症候群 = 脳性巨人症 》 という先天性重度知的障害児で、
いまだに歩行は不規則ですし、言葉を発することが出来ません。
私は、今の彼と同じ学生時代、成績は良かったし、スポーツは万能でしたし、
同性・異性を問わず遊び仲間は大勢いたし、恥かしいけど物凄く傲慢な人間でした。
もしかすると、今でも多少生意気なところがあるかもしれませんが、
彼が生まれてから少しだけ優しくなれたような気がしてます。
戸田市にある、あすなろ学園という通所施設で出会った先生とか、
児童相談所のカウンセラーとか、医療センターの理学療法士とか、養護学校の先生とか・・・
『男子一生の仕事として、これらの職業を自ら選ぶ・・・世の中には凄い人たちがいるものだ。』
と感銘を受けたり、励まされたりしてきました。
と、いいながら・・・・・
次男の世話は 99% 家内 に任せっぱなしで、私は勝手に飛び回っていたので、
代わりに幼い頃から長女や長男が一緒に留守番したり、あれこれと遊び相手になってくれていました。
家族や、多くの仲間から、たくさんのことを学びました。
それは・・・・・・・
家族と一緒に笑う
仲間と一緒に笑う
それだけで人間は生まれてきた価値がある
と、いうことです。
Posted by iketomo at 18:04│Comments(0)