2019年02月12日
子どもは風の子♪

三連休の最終日の月曜日 建国記念の日 ・・・・・
三学院と和楽備神社に参詣した折に
学校が休みの日であるにもかかわらず、子どもがいない寺と神社で、ふと考えました。
私が子どもの頃は、お寺や神社は格好の遊び場で、
情報交換の場であり、いっくら寒くとも子どもたちが絶えず集い、
鬼ごっこや三角ベースなどして、和尚さんや宮司さんに叱られたり、
とにかく異年齢の子どもたちが、日が暮れるまで遊びまわっていました。
そして、遊びの中には、年齢に応じたルールがあり、
年少者は捕まっても鬼にならない、などの免責特権が与えられるなど、
なんにもわからなくても、一緒に遊べるように配慮され、
仲間たちと、とにかく楽しく過ごした記憶があります。
年少者はわからないこと、できないことがあれば、その都度、年長者に尋ね、
先輩も丁寧に説明して教えてくれました。
年少者は、先輩という人格を通して、知識や、
その地域で生活するために必要な情報と規範を学び、
大人になるための準備をしてきました。
しかし、いつのまにか、過度の情報化社会が、子どもたちから集団での遊びを奪ってしまい、
マスメディアの発達は情報の一元化をきたし、かつては体験を通して伝わってきた、
情報と伝承文化が伝わりにくい状態が生じました。
いつのまにか・・・
子どもは風の子 でなくなってしまいました (≧・≦)
人間はもちろん、頭に知恵をつけることは大切です。
それにもまして、手足に知恵をつける必要がある、と思います。
頭につけた知恵は、酔ったりすると、しばしば忘れてしまうことがありますけど (^O^)/
一度、手足につけた知恵は決して忘れることはありません。
その証左に プールで泳ぐことも、ゲレンデで滑ることも、
何十年かのブランクがあっても、ほぼ (^O^)/ 意のままに出来ます。
手足を使わなくても済む、現代の便利な生活に慣れてしまった私たちは、
子どもたちが、遊びやすい環境づくりを、忘れてしまっているようです。
子どもは風の子 ・・・・・
純真で稚気にあふれて、活発に飛び跳ねて、
風のようにさわやかであってほしい と考えた昼下がりでありました (^O^)/
Posted by iketomo at
16:12
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