2011年12月09日
独裁について ♪
「今の政治に必要なのは独裁」
とまで言い切った、橋下大阪市長が、まもなく誕生しますが、
維新の会は、大阪市議会の第一会派ながら、約1/3の議席しか持っていないため、
この先の確たる展望が見えているわけではないでしょう。
しかし、もし議会が市長の不信任議決を行えば、
市長は、伝家の宝刀を抜き、議会を解散できます。
もしかすると、橋下市長は、こうしたシナリオも描いているのかな ?
とも、思っちゃいますが ・・・・・
自治体全体の絶対権力者にさせないためには、
与党を含めた議会が、是々非々の立場で首長と向き合い、
抑制機能を発揮しなければいけない、と考えます。
議会基本条例の制定を機に、議会を活性化させるのも一つの方法ですが、
すでに地方自治法で付与されている権限を駆使すれば、
本来、議会は強い拒否権と提案権を持っているわけですから、
十分に機能する、とも思います。
「地方自治は民主主義の学校」
と、言われておりますが ・・・・・
地方自治体に 独裁者 が 生まれては、
民主主義という名の学校は、崩壊することでありましょう。
Posted by iketomo at 15:52│Comments(0)