2021年05月01日

尊厳

尊厳



五月となりました。

オリンピック憲章は次のようにうたっています。

「人間の尊厳の保持に重きを置く 平和な社会の推進を目指すために
 人類の調和のとれた発展に スポーツを役立てる」


この言葉通り オリンピックは本来
人間の尊厳や健康の保持を掲げる祭典 であるはずです。

けれども 誰の目から見ても 東京オリパラ開催は
新型コロナの感染再拡大で ひっ迫する医療提供体制に
さらなる負担をかけかねない状況に陥っています。

東京オリパラの開催時期と 
市民へのワクチン接種が忙しくなる時期とが重なることから
医師・看護師派遣の難しさは 言うまでもないことでありましょう。

そのような中 岡山県で5カ所の保健所を 2人の所長が兼務する
異常事態が続いている という報道に接しました

政府は 「自治体のそれぞれの実情に応じて対応できるようサポートしていく」
って言ってますけど 体のいい自治体丸投げ のような気さえします。

医療現場の現実をきちんと踏まえて
開催可否を決めていただきたいものであります。




Posted by iketomo at 10:11│Comments(0)
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