2020年12月16日

12月議会閉会

12月議会閉会



本日 12月16日(水) 蕨市議会12月定例会が閉会しました。
会期は 21日間と短かったですけど 
内外で いろんなことがあったので 長く感じました (^O^)/


まっ いいです (^O^)/


以下に 今定例会での私の一般質問の
登壇原稿 全文 を記載いたします。
文字のお好きな方だけ ご笑読ください (^O^)/



日本で 新型コロナウイルスの感染が深刻化したのは 2月末から3月のことで 
自治体では 新年度の予算編成を終えたばかりでした。
本市でもその後 コロナ対策で 臨時会・定例会ごとに 
その都度 補正予算の編成・執行に追われ 
緊急時においても 限りある財源を 最大限 有効 かつ 適切に執行する
最小経費・最大効果の執行体制を引かれたことには
一定の評価をするものであります。

そこで今回は この緊急時における 令和3年度蕨市一般会計当初予算編成の 
執行体制 そして 評価 というサイクルについて お聞きいたします。

平常時と緊急時では 予算の編成の仕方は違う と考えます。
平常時においては 基本的に 予算総計主義 会計年度主義 に基づき
その年度に執行する予定の予算すべて を 計上して編成すると思いますが
これに対し 緊急時の予算編成は 異なってくるでしょう。

多くの場合 緊急の課題に対しての 補正予算は 
首長のゴーサインによって始まると思います。
今回の新型コロナウイルス対応の 第一弾から第四弾にわたる 
緊急対策関連の補正も おそらく そうであったと思います。

補正予算を組む というのは 緊急事態に対し 
組織を動かす という 職員の皆さんに対する指令である と 同時に 
緊急事態に対し 蕨市が全力で取り組む という 
市民の皆さんへの メッセージです。 

新型コロナウイルスの感染対策は 国と地方の権限を巡る 混乱を経て 
自治体を担い手とする 原則が 確立されつつありますが
広域対応の枠組みや 休業補償問題などの懸案事項は積み残されています。

自治体は 弱者支援や 私権制限を伴う 措置の可否 など 
十分な議論と検討が必要な課題に これまで以上に向き合うこととなります。

法律に基づく枠組みと その運用が十分ならば 
自治体では 条例を制定する必要はなく
不十分だと考える時に 条例を制定する可能性が生まれます。

新型コロナウイルス感染症等対策条例 などの条例を 制定 
あるいは制定を めざしている自治体も数多くあるようです。
条例ならではの措置 を盛り込んだ規定を 期待するもの でもあります。

以上の所感をふまえまして 通告に基づき順次 質問 をさせていただきます。

大きな一点目は 緊急時にある令和3年度の予算編成方針について です。
 
我が国の経済は 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により
未曽有の危機に陥り 緊急事態宣言が発出された4~6月期のGDPは
前期比28.1%減という リーマンショック後を超える 
過去最大の落ち込みを記録するなど
いまだ 実体経済修復の 道筋が見えない状況にあります。

特に中小小規模事業者の多くは 需要の蒸発 という 
経験したことのない事態に見舞われ
現在も極めて厳しい経営環境に置かれています。

一方 地方財政の状況は 
少子化 超高齢化の進行 による 社会保障費の自然増に加え
公債費が高い水準で推移するなど 依然として厳しい状況が続いております。
多くの基礎自治体で 令和2年度上半期には 
新型コロナウイルス感染拡大による 幾次の補正予算が編成され
下半期には その執行が急務となっております。
 
さらに コロナ禍への政策対応は 令和3年度以降も予測され
まさに 緊急時の財政運営となりましょう。

私ども令政クラブといたしましても こういった経済状況等を 重く受けとめ
さる10月29日に重点要望11項目をはじめとする 
令和3年度予算要望書を 市長に提出をさせていただきました。

市としては 予算編成においては この 未曽有の非常事態の中
「コンパクトシティ蕨」 将来ビジョン 後期基本計画 に示されている 
計画的な 施策の取り組みと
まさに 将来にわたっての自律した財政運営が求められている中での
厳しい予算編成 となることと思われます。
 
そこでお伺いをいたしますが まず一点目として

新型コロナウイルス感染症拡大による 市財政の現状 と
今後の財政見通し についてお聞きかせください。

二点目として 新年度予算を編成するに当たっての 基本方針について。

三点目として 各部における重点施策については どのようでしょうか。

以上 三点 お伺いいたします。


大きな二点目は 今後の公共施設等の総合管理の方向性について です。

学校や図書館 公営住宅など 自治体が所有 管理する公共施設は
人口が急増し都市化が進んだ1960年代70年代に集中的に整備されました。
施設更新の目安の一つが 築後30年以上の大規模修繕で 
こうした施設が 現在 一斉に更新時期を迎えております。

厳しい財政下にあって 施設を維持管理することは非常に困難である 
とは思いますが 対策を先送りにすれば 財政の悪化を招き
安全性にも影を落としかねません。

蕨市行政経営戦略プランをもとに 平成19年2月に策定された 
公共施設再整備・再配置の方針。
現在の 蕨市公共施設等総合管理計画のもとになっているものとも思いますが
議会でも 平成21年3月に 
蕨市公共施設再整備再配置調査研究特別委員会を設置し  
私も委員として参画し 平成23年7月の任期満了まで
合計10回の審査を行いました。
 
当局より説明を受けた後 主に学校の統廃合を中心に議論がなされましたが
同時に ローリング手法等による 公共施設の統廃合・複合化と それに伴う 
土地の高度利用の 有効性等に関して 執行部との協議や 
委員間での討論を行い それぞれ 認識を深めた と記憶しております。

それから10年ほどが経過し 新庁舎の建設が決定し 
西口再開発事業も進捗しつつありますが
私は 従前より いわゆる大規模建築物 である 
市庁舎・市立病院・市民体育館・市民会館だけでなく
その他の公共施設も 施設の継続利用を考慮しつつ 
他施設の土地を利用する 施設のローリングによって 
建て替えを進めていくことが 有効な手法であろう と
考えてまいりました。

そこでお尋ねいたします。
一点目として 施設のローリングに関しての基本的なお考えはどのようでしょうか。

二点目として 仮庁舎と仮設庁舎が その役割を終えた以降の活用方については
現時点で どのように考えているのでしょうか。

三点目として 蕨駅西口地区市街地再開発事業の 公共公益施設の機能は
総合管理の方向性に関して どのような影響を及ぼすと考えているでしょうか。
お聞かせください。

以上で 登壇での質問を終わります。





Posted by iketomo at 15:39│Comments(0)
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