2008年01月02日
節句働きの極み 1
唐突でありますが・・・・・
大晦日 や お正月三が日 の 風情
というものが、だんだんと なくなってきたような感じ がするのであります。
ご商売をやってらっしゃる方は、皆さん同じように感じるのではないでしょうか?
まっ、いいや (^O^)/
それで、弊社では 大晦日は、いつもより一時間延長して、20時に閉店するのでありますが、
それから、本店から100メートル離れた自宅兼工場へ戻り、
家族全員でエビスビールで乾杯するわけであります。
↑ そして、21時に、中仙道蕨宿倶楽部のメンバーが、
ホロ酔い加減で 甘酒 を作りに来るので、
その前、20時45分頃に、すばやくボイラーをオンにするわけであります。
なぜ 甘酒 を作りに来るのか?
それは・・・・・・・・
中仙道蕨宿の名刹 三学院 元朝祭 にて、私が専務を務めている、
有限会社 蕨宿 という、怪しげな会社が
甘酒・福酒 を販売するからなのであります。
では、なぜ、甘酒を作りにウチの工場に来るのか?
① ボイラーがある。
② ケトル釜がある。
③ ミキサーがある。
④ でっかいシンクがある。
そして何より・・・
社長のお人柄がよい、からなのであります (^O^)/
で、・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ビールや焼酎の水割りなんか飲みながら、
“ キャッ、キャッ、 ”
と、ミキサーで大量の酒粕と水を撹拌し、
ケトル釜にこれとお水をブッ込み、
ボイラーの威力で、これが沸騰する寸前に、ここにお酒を少々ブチ込む、
という、実にいい加減な甘酒を200リットルほど、こしらえるわけであります。
実に、一升瓶にして100本分になるのであります。
当然、最初に作った甘酒は、慎重かつ冷静にこしらえられており、非常に美味でありますし、
最後のメーテー状態でこしらえた甘酒は、
傍若無人の出来上がりとなりますので、
最後にこれを混ぜ合わせることは、申すまでもないことでありましょう (^O^)/
で、これを・・・・・・
三学院 元朝祭 に参詣に訪れた、多くの善男善女に販売するわけであります。
一杯 100円 にして、飛ぶように売れます (^O^)/
↑ 残念ながら、有限会社 蕨宿 専務取締役 たる私は、
鐘楼の上に乗っかって・・・・・
『 皆様、あけましておめでとうございます。
続いて、第○鐘 ! 』
なぞとホザイてますんで、販売現場には、いられないんですけど・・・・・
そして、午前1時半頃になって片付け始め・・・・・
午前2時過ぎから、弊社本店横の 蕨宿事務所 で、ビールで改めて乾杯し、
弊社本店お隣り新川屋さんナナメ前の 割烹 むらろく さんからの仕出しが届き・・・
打ち上げが・・・・・・
元日の朝4時過ぎまで延々と続いたのでありました (^O^)/
しかし・・・・・・・・
本日 1月2日 ・・・・・・・
まさか 正月の二日 から 手焼き煎餅 を 焼くハメ になるとは・・・・・・
続く ・・・・・・・・・・・・・・
Posted by iketomo at 18:51│Comments(0)