2013年08月26日

新しい公共 ♪

新しい公共 ♪



「地方分権の時代は、民間との連携が大事だ」という話をよく聞きます。
たしかに少し前までは「行政は最大のサービス産業」と言われておりましたが、
最近は「行政は協働のまちづくりにおける住民のパートナー」と言われます。

少子高齢社会に対応するため、これまでは行政事務の民間委託とか指定管理者制度とか、
歳出を抑制するための、いわゆる官の民営化が声高に叫ばれておりましたが、
私は民の公共化ということも大切な視点ではないのかな、と常々考えてまいりました。

既存の制度や枠組みを前提にしていては、やがて行き詰まりをみせるであろう、
という私なりの「新しい公共」であります。

まち連が行っている蕨市地域支え合い事業「くらしのサポート事業」は、
元気な高齢者が困っている高齢者をお手伝いしよう、という事業です。

利用登録者さんに一枚700円でチケットを買っていただき、
仕事の依頼を受けたボランティア登録者さんがお手伝いに行って、
一時間分のサービスの対価として、そのチケットをもらい、
まち連事務所で500円の商品券と交換し、加盟店でお買い物をしていただく、
という仕組みです。

介護保険制度適用外のサービスですので、
仕事の内容は、買い物代行、草むしり、病院への付き添い、
部屋の掃除などが主なものですが、
とてもニーズが高まっている事業で、
利用者さん、ボランティアさん、双方からありがたがられています。

中仙道蕨宿開設四百年、蕨駅開業百二十周年という節目の年の
それぞれの記念事業に市議会議長としてかかわることができましたのは、
このうえない喜びでありましたが、初心に立ち返り、
これからも、ますます元気で蕨市の活性化のため頑張ってまいります ♪










Posted by iketomo at 11:33│Comments(0)
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