2010年10月31日

視察研修報告 ♪

視察研修報告 ♪


今月半ばに 豊後高田市観光まちづくり株式会社 を視察研修してまいりました。

多くの地方都市の、かつての中心商店街がそうであるように
豊後高田市の中心商店街も、大型店の進出や過疎化による後継者不足、
加速する時代の潮流に乗り切れず・・・・・
『 犬と猫しか歩かない悲劇の商店街 』
と 言われていた時期があったそうです。

旧法による商店街活性化構想も、お決まりのお蔵入り ・・・
そこで、商店街が元気だった最後の時代 ~ 昭和30年代 ~
『昭和の町』づくりで 奇跡の復活劇を遂げました。
『昭和の町』を核として地域全体の活性化を目指す取り組みで


視察研修報告 ♪


『昭和の店』をコンセプトに ・・・・・
昭和の建築再生 ~ 自己負担1/3運動
昭和の歴史再生 ~ 一店一宝運動
昭和の商品再生 ~ 一店一品運動
昭和の商人再生 ~ 対面販売運動

から始まり、改正中活法における認定基本計画でもある
豊後高田昭和の町 は
エリアマネジメントの観点からも興味深く、
全国市議会議長会研究フォーラムが
大分市で開催される、ということで、
会派の視察研修に組み込んでいただいたのでありました。

お約束の時刻に、拠点施設として整備された
『昭和ロマン蔵』に行くと 、
豊後高田市観光まちづくり株式会社から派遣された
観光ボランティアガイド 『昭和の町』 ご案内人 と名乗る
妙齢のご婦人様が、待っていてくれました。
有料でした。

まっ いいです  (^O^)/
そうすべきだ と 私も考えておりますから ・・・  (^O^)/

なかなか饒舌な方で、楽しく まち歩き した後、
まちづくり会社の職員様から、るる ご説明を受けました。

同まちづくり会社の設立は、平成17年11月11日。
中心市街地活性化協議会の設立は、平成18年10月2日。
そして、基本計画の認定日が、平成19年5月28日。

基本戦略は ・・・・・

地域内の観光拠点整備事業・魅力向上事業に取り組む。
必要に応じて各種補助金を受け入れ、公共事業を受託する。
地域内における交流人口の回遊を促進する施策に取り組む。
中心市街地活性化のため『昭和の町』の継続的振興施策に取り組む。
観光拠点施設等の営業活動を促進する。
旅行商品の企画及び販売等の収益事業を展開し、
その収益の活用により、上記の事業実現を目指す。


資本金は 9千5百万円で 出資の内訳 は ・・・・・

豊後高田市   5千万円
豊後高田商工会議所   5百万円
金融機関   2千万円
一般株主   2千万円

私が これまでの事業費総額と補助金について お尋ねしたところ、
概算でありますけど ・・・ と おっしゃってましたが、
事業費総額が 5億8千万円
うち 市の単独事業が 1億8千万円
残りの4億円は 国・県の補助金 と 過疎対策債 とのことでした。

蕨市でも、中活基本計画 ・・・・・
国からの認定を受けるべく協議が始まったようであります。 

いうまでもなく 改正中活法においては、
「中心市街地活性化協議会」の設置が位置づけられておりますが、
経済活力の向上を担う団体としての蕨商工会議所のパートナー、
都市機能の増進を担う団体として、
第3セクターのまちづくり会社ではなく、
中心市街地整備推進機構として、
一般社団法人蕨市にぎわいまちづくり連合会を指定されました。

株式会社の出資金ではなく、一般社団でありますから、
株式券もなく、無論 配当もなく ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ただ純粋に このまちが大好きで、
なんとかして 蕨を もう一度 元気なまちにしたい !


という方々の 会費 で運営していく団体なのであります。

先日の蕨商工会議所臨時議員総会では、
全役員・常議員の再任が決定されました。

機構のマネジャーとしての責任を痛感するとともに、
市当局・商議所の よりいっそうの ・・・・・
ご指導・ご支援・ご協力を切に願うものであります。






Posted by iketomo at 13:38│Comments(0)
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