2021年03月10日

言いたかったこと(^O^)/

言いたかったこと(^O^)/



来週から 議員各位による一般質問が始まります。
ICT教育の本格化に関するテーマが多いようですが
先の代表質問で 私が 言いたかったことの一つは
全国で導入が進められている デジタル教科書について でした。

一人一台の端末を用意し 学習に有効活用するのは もちろん賛成ですが
十分な検証をせずに 教科書まで デジタル化するのは危険だと思います。

教科書のデジタル化に 不安を感じている教師の皆さんや 
保護者の方々は多いそうです。
教師の皆さんには 扱いに不慣れな方もおり
保護者の皆さんも ネット依存などの問題を心配しているといわれております。
現場が不安を抱えた状況で あまりに 拙速 でありましょう。

なぜこれほどまでに結論を急ぐのか。 
私も理解に苦しんでおります。

子どもの発達に応じ 学年や教科ごとに 
きめ細かく 使い方を検討するのがあるべき姿で
子どもの将来にかかわる教育分野ですから 
紙とデジタルの特性を それぞれ生かすことが大切で
紙を基本に デジタルは学習効果を高める補完的な役割として
相乗効果を図るべきだと考えます。

本を読み 文章を書き ものを考える力を養う という教育の基本が 
おろそかになりはしないか 充分な議論が不可欠だと思います。

海外では学習効果が疑問視され デジタルから紙に戻したケースも
少なくない といわれております。
重要なのは 紙とデジタルの選択ではなく教科書を使って何を教えるのか
本質を忘れてはならない ということでしょう。

小学生はまず 思考力や判断力の基礎となる学力に加えて
ノートの取り方 予習復習の仕方 資料の探し方など 
学ぶ方法を身につけることが必要です。

長年築きあげてきた 紙の学習スタイルが デジタルにかわれるのか 
公平な目で判断することが重要で  
読解力は AIには代替できない 人間の能力です。

しかしながら デジタル教科書の 便利な機能によって 
読解力の育成が阻まれる恐れがあります。

たとえば 理科の実験の手順を 動画で理解できても 
文章では理解できない子どもが 育つ可能性がありますし 
数学の多面体の 回転や展開図も 動画を見れば 
頭でイメージする必要がなくなります。
手を動かして実験を行い 紙に向かって考えながら 
作図や計算をする活動 が大切でしょう。
 
また 家庭による教育機会の格差が さらに拡大する恐れがあり
教育機会の保証を含む慎重な制度設計を抜きに行うべきではありません。

私が危惧するのは デジタル教科書によって 学習スキルが低下し
学力格差が ますます広がる懸念がある ということです。

ぜひ 拙速に進めず 先行事例を慎重に分析してから 
導入を検討していただきたい と思います。

教科書を精読してゆっくり考え自らノートにまとめ 
わからない時には自分で調べ
どこでつまずいているのかを説明できる力を育成することが大切であります。
読解力や思考力 問題解決能力は 訓練しないと養えません。

その教科書が 紙でなくなり インターネットにつながれば 
教科書は 膨大な情報の一部になってしまい
教科書の内容は 絶対に身につける という意識が 
教師の皆さんや子どもたちから 薄れてしまうことが危険です。

国のGIGA構想で 授業の活性化や学校事務の効率化が期待されますが
教科書を 全面デジタル化すべき という意見には 違和感を覚えます。
新年度から 国の実証事業が始まりますが. 慎重に検証していただきたい。

特に 小学校低学年の期間が とても重要だと思います。

ICT教育の充実は 必要不可欠です。
でも その分野だけで 他の自治体と競い合うのではなく
ICT教育の 実 をあげるために 
蕨の小学校の国語教育は すごくいいね と 
評価されるようになれば 素晴らしいな と思ってます。

時々刻々 数値などがデジタルで評価される時代だからこそ
もしかすると 愚直さのあるアナログ人間が生き残るのかもしれない。


なぞと思う時がある昨今であります (^O^)/






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