2020年04月21日

論理国語

論理国語



昨日の 読売朝刊 「地球を読む」 は興味深い記事でした。

文科省の 「論理国語」 新設にあたっての 劇作家様のコラムですが
長い文章を要約する練習の大切さを説いておられました。

私も2,000字の原稿を書いてね と言われると
4,000字くらい 徒然に書いてから 
要約する作業にとりかかります (^O^)/

対象の描写が 言葉による観察の力を高めるとすれば
長文要約は 人の考える力が 言葉を通じて
どのように働くか 教えてくれるそうです。

ただの思いつきを言い捨てるのとは違って
共同体の共感と同意を得るために
人は どんな順序で考えを進めなければならないか。

結論の出し方によって 逆に導入部の入り方が決まり
中間部の 山の高さは 全文の終わり方によって変わる
といった 文章の妙味を学ぶ  ということでした。

いずれにしても 不可欠なのは 本を読むことでしょう。
国語は 「読む・書く・話す」 の三要素から成ると言われますが
最も重要なのは 比較の余地なく 読むことでしょう。

国民の読書量が激減していると言われる現代
児童・生徒に教科書以外の本を
たくさん読むことを奨励することが 公教育の責務でありましょう。






Posted by iketomo at 15:43│Comments(0)
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