2019年07月06日

一般質問 ♪

一般質問 ♪



昨日 7月5日(金) の 本会議で 一般質問 を行いました。

当初は 発言通告 するつもりは なかったのですが
今任期 最後の定例会ですし 市長マニフェスト に対して
基本的な考え方を問いました。


まっ いいです (^O^)/


登壇原稿全文を掲載いたしますので
私らしい じっっつに くどい文章ですが (^O^)/
文字のお好きな方だけ お読みくださいませ ♪


15番 新生会の池上智康 です。
 
我が国の人口減少と少子高齢化は 待ったなし であり 
とりわけ東京圏では団塊の世代の高齢化に伴う
医療・介護ニーズの激増に耐えうる
社会体制の構築が求められております。
その一例が 地方創生の地域再生プランにおける
日本版CCRC=生涯活躍のまち でありましょう。
 
こういった背景のもと 安倍政権が 「地方創生」 を掲げ 
政策目標や具体的な施策をまとめた
「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定してから5年が経ちました。
本市でも 「蕨市まち・ひと・しごと創生総合戦略」 が
令和元年度が計画期間の最終年度となりますが 
第二期総合戦略は どこに重点を置くのか。 
この5年間を振り返ると同時に 課題の整理が必要でしょう。

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局は 
有識者会議のもとに「未来技術」 「人材・組織の育成」
「地域経済社会システム」 「少子化対策」 「全世代活躍のまちづくり」 
5つの分科会を設置し このほど 報告書をとりまとめました。

最大の特徴は 「ひと」 に注目した点 だと言われております。
第一期の地方創生は まず地方に 「しごと」 を つくり 
それが 「ひと」 を呼び込み 「まち」 の活力を取り戻す 
という流れを 主に想定していました。
第二期では 「しごと」 を起点とするだけでなく 
コミュニティづくりや人材育成などの 「ひと」を重視し
中長期的に 地方創生につなげる戦略を描いております。

つい先日「まち・ひと・しごと創生基本方針」が閣議決定されましたが
「ひと」を重視する方針は コミュニティ活動が活発な 蕨市にとって 
まさにうってつけの戦略となることでありましょう。

以上の所感をふまえまして 通告に基づき 

4期目の市長マニフェストについて順次 質問をさせていただきます。

これまでの「あったか市政」を検証・総括したうえで 
4期目の市長マニフェストを 作成されたと思いますが 
総合的 ・包括的にどのように展開されていくのか。

まず一点目として 超高齢社会に対応した 
地域包括ケアシステムの構築 に関してお聞きします。

このテーマは 「コンパクトシティ蕨」将来ビジョン 後期実現計画の
6本の重点プロジェクトに加え 後期実現計画の計画期間を超えて 
蕨の未来へ続く「まちの成長と深化を加速するリーディングプロジェクト」 
として位置づけられており4人に1人が高齢者となる
超高齢社会の進展に対応し 
蕨らしい 地域で支えあうまちづくりを目指し
介護・介護予防・医療・生活支援等の 一体的な提供による 
地域包括ケアシステムの構築に取り組みます とあります。

まさに そのとおり
高齢者が地域で安心して暮らせる地域包括ケアシステムは 
全国共通のモデルはなく 地域の実情に合ったものが求められます。

異次元の超高齢化が始まりますが 蕨市においては地の利を活かし 
高齢者の方々が単に社会に支えられる人でなく
ともに社会を担う人になり得る可能性を高めていかねばなりません。

地域包括ケアシステムは たとえて言えば
地域包括ネットワークシステム と言い換えることができると思います。

すなわち 「ケアを通じたまちづくり」 「ケアを通じた自治」 であり
地域の課題や特性 に応じた 住民主体のシステムを 
独自に模索しなければならず
そこで果たすべき行政の役割は 極めて大きい と思いますが
「ケアを通じたまちづくり」 という観点から 
当局は このシステムをどのように構築されようとしているのか 
お聞かせ下さい。

二点目は 塚越地区に第3地域包括支援センター設置 についてです。
地域包括支援センターは地域包括ケアシステムを構成する中核的な存在ですが
設置場所と 事業者については どのように考えておられるのでしょうか。
地域包括支援センターは65歳以上の高齢者の方々の 総合相談窓口ですから
これまで以上に 顔の見える支援を進めていただきたい と思います。

今後 ますます相談業務が増えると推察される地域包括支援センターに対して
市当局は 物心両面で どのような支援方策を検討されているのでしょうか 
お聞かせください。

三点目は 中心市街地活性化基本計画の着実な推進についてです。
中心市街地活性化は 市の最上位計画である 
「コンパクトシティ蕨」将来ビジョンにおいて
重点プロジェクト 「ワクワク蕨 ! にぎわい創出プロジェクト」の
主要事業として位置づけられており
本市の都市形成・都市経営の骨格を形成するとともに 
本市の発展にとって不可欠な施策であります。
いうまでもなく 中心市街地活性化の目標は 空間ストックの有効活用による 
新陳代謝の誘発 来街目的の多様化による にぎわい創出  
中心市街地への市民の支持向上 であります。
平成27年度に 国の認定を受けた 蕨市中心市街地活性化基本計画は
来年3月31日に 第一期計画期間の最終年度を迎えますが 
二期目の基本的な考え方についてお尋ねします。

四点目は 商店リニューアル助成制度の創設について です。
持続可能な経済成長が求められている中 地域経済を再生させ
景気の底上げをするためには 雇用の維持・創出や文化・伝統等を通じ 
地域を支えている中小小規模事業者が 地域に根差した事業を 
継続できるようにすることが重要であり
自助努力支援の為の 関連施策の拡充強化は不可欠であります。
ですから 国の小規模事業者持続化補助金などとともに 
この新しい制度を創設することは 
持続可能な地場産業への支援策となりますので 
おおいに期待しているところであります。
地方自治体と 商工会議所をはじめとする支援機関との 
より一層の連携強化 が不可欠だと考えますが 
創設に向けての課題 と 実施までのスケジュールについては 
どのようでしょうか。

五点目は マッチングサイトやサブリース事業による 
空き店舗対策の推進について お聞きします。
空き店舗のオーナーさんに お聞きすると 貸す意思がない 
そして 見知らぬ第三者には貸したくない という声を多く聞きます。
公的機関が 間に入れば信用度が増し 貸すところが現れるだろう 
ということが期待されますが
制度の詳細内容と 運営主体については どのようでしょうか。

六点目は ぷらっとわらびのルート拡充についてです。
本年3月定例会において
「平成31年度蕨市一般会計予算」に対する附帯決議
市民全体の受益と負担、費用対効果と時代に即した観点から、
交通弱者の利便性を高める総合的な交通政策の検討を
可及的速やかに始め、
本年8月末日までに詳細な報告書を取りまとめること。
という内容の 議員提出議案が原案可決されましたが 
現在どのように検討が進んでいるのでしょうか。
詳しくお聞かせください。

七点目は 都市計画マスタープランの策定について お尋ねします。
都市づくりの具体性ある将来ビジョンを確立し 
個別具体の都市計画の指針として
地区別の 将来のあるべき姿をより具体的に明示し 
地域における都市づくりの課題と
これに対応した整備等の方針を明らかにする市町村のマスタープラン。
私は10年以上前から
本市でも 都市マスを策定すべき と申し上げてまいりましたが
プラン策定の時期が なぜ 今になったのか 
そして 蕨らしさをどう作っていくのか。 
511haの エリアマネジメントプランの スケジュール と 
コンサル選定にあたっての 基本的な考え方 をお聞かせください。

最後に八点目として 
人口減少社会に対応した蕨市総合戦略の推進についてお聞きします。
冒頭 申し上げましたように 
令和2年度から始まる「蕨市まち・ひと・しごと創生 第二期総合戦略」は 
どこに重点を置くのか
そして 蕨らしさを どう打ち出すのか お尋ねします。

以上 あったか市政 第2ステージのスタートにあたり 
頼高市長のご所見を お伺いいたしまして 
登壇での質問を終わります。






Posted by iketomo at 08:02│Comments(0)
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