2016年09月27日

2020東京オリ・パラ♪

2020東京オリ・パラ♪


本日 9月27日(火) の 本会議で 一般質問 を行いました。

今回は ・・・・・

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた本市の取り組みについて

を メインテーマとしておりましたので 開議に間に合うべく 早朝7時30分に 
1964東京オリンピックの際に 聖火ランナーを お務めになられた
敬愛してやまなかった 故・高橋至元さんの お墓参りに行ってから臨みました。

本会議場での 議論のやり取りの中で
私からは 言えないだろうと 慮ってくださったのでしょう。
理事者側から 聖火ランナー至元さんの名前が出た時は 心底 嬉しかったです ♪
どうもありがとうございました。
心より厚く感謝申し上げます ♪

登壇原稿の 最初の大テーマだけ 全文を掲載いたします。

私らしい じっっつに くどい文章ですので (^O^)/
文字のお好きな方だけ お読みくださいませ ♪


先週のシルバーウィークは 関東地方に 秋雨前線が居座って 
残念ながら爽やかな秋晴れとはなりませんでしたが  
少し前を 思い起こせば 今年の梅雨は 7月下旬に 
相模原市の障害者施設で起きた 惨劇とともに 明け
8月は 本県東松山市の 都幾川河川敷の事件。
そして 台風10号に伴う 大雨の影響による 
岩手県岩泉町の 高齢者の方々が住むグループホームの浸水被害に象徴される 
土砂崩れ・冠水が 岩手県・北海道など 広範囲で起き
多くの人的被害を伴う 大規模自然災害 とともに終わりました。
今もなお 行方不明者の捜索が続いており 農産物の被害も深刻で
とりわけ岩手県は 震災からの復興 5年半にして 痛ましいかぎりであります。

亡くなられた方々に 深く哀悼の意を表するとともに
被災された方々に 心からの お見舞いを申し上げます。
また 現地で対応に当たられている方々の ご安全をお祈りいたします。

通告に従いまして 今回は

1.2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた
本市の取り組みについて
2.市の防犯力・防災力の強化を図るための取り組みについて

以上  二点につきまして 順次 質問 をさせていただきます。

まず 大きな一点目の 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた
本市の取り組みについて お尋ねいたします。

東京オリンピックまで あと 1396 日となりました。

次回開催国として迎えた リオデジャネイロ オリンピック での 
日本選手団の活躍は41個のメダル獲得 という目覚ましいものがありました。

さらに 一週間前に閉幕した 史上最多となる 
159の 国・地域 と 初結成の難民チーム から 
約4,300人の 選手が参加した 障害者スポーツの祭典  
リオデジャネイロ パラリンピック での 
日本選手団の活躍も 24個のメダル獲得という  これまた 素晴らしいものであり
今大会は これまで以上に 全世界で障害者スポーツが メディアなどを通して
注目された大会でありました。

パラリンピックは 第二次世界大戦後  戦争で負傷した人たちの 
リハビリテーション が 目的 であった と言われております。
下半身麻痺 を意味する パラフレジアとオリンピック の合成語 でありますが
今日の パラリンピックの パラ は ・・・・・ パラレル
すなわち 平行する という意味の パラ であり
オリンピックと 同じ目的 を 意味する パラレル だと言われており
障害者スポーツ最大の祭典は 
世界に 共生社会実現への願い を アピールする格好の機会であり
東京は 世界で初めて 二回目のパラリンピックを開催する都市でありますから
パラリンピックの成功なくして 2020年大会の成功はあり得ません。

そして パラリンピックを一つの契機として 
ハード・ソフト両面の バリアフリーに資する取組を推進し
「インクルーシブな社会」 を形成していくことが肝要である と
改めて 強く感じているところであります。

そこで 一点目として オリンピックの見どころの一つともいえる 聖火リレー。 
オリンピックの象徴ともいえる聖火リレー は オリンピックのスタートを飾る
とても大切な場面 であります。

1964年の東京オリンピックでは 国内 南北4つのコースのうちの第3コースとして
蕨市で 旧中仙道 上町 火の見櫓前で 聖火が引き継がれました。
当時 私は 北小の3年生でしたが 中継点が 自宅のまん前 でしたので
黒山の人だかりの人々の 熱狂的な声援を 子ども心に よく覚えております。

4年後の 東京オリンピック・パラリンピックは 
全世界に白熱した競技を届けるばかりでなく
東日本大震災からの復興を 世界中の方々に 見ていただける 良い機会と捉え
津波被害が大きかった 岩手 宮城 福島 三県の 沿岸部を 
聖火リレーが 縦断するコースとして検討されている と聞いておりますが 
ぜひとも 本市に 聖火リレーの中継点を誘致すべく 本格的な誘致活動を 
早急に 始めていただきたい と 念願しているところであります。
現在の状況は どのようでしょうか。 お訊ねいたします。

二点目は 観光客の誘導 です。
いわゆる インバウンド。
本年7月の外国人訪日客数は 前年比2割増し の229万6500人で
単月での 過去最高 を更新しました。

1~7月の累計は 1401万人となり11月中には2000万人を超える見込みであります。
2020年の 訪日客4000万人 という政府目標と地方創生 を両立させるためには
いかに 訪日外国人を含め 観光客を 誘導させるか が 
重要な課題となると思いますが 
この点についてはどのように取り組まれるお考えでしょうか。

さて 経済波及には 大会関連イベント などにおいて
地域資源や文化資源を 積極的に活用し これらを国内外に発信することによって
地域活性化につなげていくことが 極めて重要 でありますが
本市においても オリンピックを起爆剤に 
中小企業の 受注機会の拡大等を通じた 経済活性化や
聖火リレー  大会関連イベント  文化プログラム などを 積極的に取り入れ
都内はもちろんのこと 各地との連携により 気運を盛り上げ 
地域を活性化していく ビッグチャンス であります。

そのためには 経済・社会全般 にわたる 有形無形の レガシー形成 を見据えての
戦略が必要となると思います。
この場合の レガシーとは 単に 建造物のみならず 歴史文化的遺産や 都市景観
そして 環境  持続可能性。 
さらに オリンピック・パラリンピックで 醸成されるであろう
スポーツ文化や ホスピタリティ精神 といった
無形の遺産 を 根付かせ 発展 継承させること でありますが
三点目として レガシー形成戦略について お訊ねいたします。

四点目は ボート・カヌー競技会場を戸田市彩湖に誘致することを 
側面からバックアップしていきましょう ということです。

理事者ご承知の通り 2020東京オリンピックの ボート・カヌー競技会場としている
「海の森水上競技場」 については これまで 各種メディアにおいて
「工事費用の問題」  「劣悪な自然環境」  「オリンピック後の活用不安」
など 様々な問題が指摘されてまいりました。

また 昨年 新国立競技場の建設問題が 浮上したこともあって 
ゼロベースからのスタートとなり できるだけ お金を使わない風潮 に変わりました。
しかしながら ボート・カヌー会場としている 海の森水上競技場は 彩湖に比べて
10倍以上の費用が 見込まれている場所で
しかも 風や波  騒音  大気汚染  ボート・カヌーを侵食する塩分などの問題から
現状露呈 されている諸問題の解決には 会場の変更を 
というのが 競技団体からの 切なる願い であるようです。

2020東京オリンピック ボート・カヌー競技が終わったのち
関連施設が レガシーとして 有効に活用し続けられるのか
という点も 極めて大事な視点でありましょう。

彩湖は 1964東京オリンピック会場であった 戸田ボートコースに 極めて近く
内陸部に位置するため 自然環境は良く 
コース水面  公平性  環境面  経済性  アクセス等
どれをとってもメリットがあり 現在の戸田ボートコースに備わる様々な資産同様
埼玉県南部の レガシーとしても おおいに期待できるもの でもありますので
ぜひ 誘致活動を 側面からバックアップすべき と考えますが 
市長のご所見を お伺いいたします。 

そして 五点目として 
市民の皆さんの2020東京オリ・パラに向けた気運の醸成については
どのような取り組みを検討されているのでしょうか。

六点目として 誘致活動をはじめとする近隣自治体との協調体制については 
どのように進捗されているのでしょうか。 お聞かせください。







Posted by iketomo at 20:53│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。