2014年09月25日
御始末2
竹中氏からお借りした 《五郎治殿御始末》 を ようやく昨夜読みました。
武士の世が消え 明治維新の大失業にも
自らの誇りを貫いた侍たちの
新しき世を生きる物語の短編集で
カンドーテキなフレーズがちりばめられております。
“ 国家が権力であってはならない。
国民の暮らしを安んずる機構こそが国家である。
その目的だけが達成されるのであれば
天下は誰が動かそうとかまわない。 ”
壬生義士伝などの長編の映画も とてもいいですが ・・・・・
鉄道員・ラブレター・角筈にて
そして 柘榴坂の仇討 同様
この短編集の他の作品の映画化・ドラマ化を望むものであります。
Posted by iketomo at 12:49│Comments(0)