2020年12月09日

“こゝろ”





今日 12月9日は 「漱石忌」 であります。

何年か前に 読売新聞が全国の中学校・高等学校の教師の皆さんに
「生徒に読ませたい本」 のアンケートを行ったところ
ダントツの一番が  “こゝろ” だったそうです。

そうってば ・・・・・
私が立教高校二年生の時 でしたでしょうか。
たしか一年を通して 現代国語の題材が
夏目漱石の長編小説 “こゝろ” でありました。

こころ = 心 は 非常に多義的・抽象的な概念であり
文脈に応じて 多様な意味をもつ言葉であり
人間の精神的な作用や それのもとになるものなどを指し
感情 意志 知識 思いやり 情 などを含みつつ指している。

漱石文学の根本の主題である 
愛とエゴイズムの問題が つきつめた自己否定に到達した
知識人の苦悩を通じて描かれているから
明治という時代精神と 人間性に対する洞察について考えよ。

というほどの意味の授業を 現国の〇〇 という名物先生から 
一年間も (^O^)/  受けました。


まっ いいです (^O^)/


さてっと ・・・・・

私は テレビはほとんど見ませんし 
ラジオも 車を運転している時くらいしか聴きませんが
TBSラジオの 「小沢昭一の小沢昭一的こころ」 は
軽妙な一人語り が大好きでした (^O^)/

たしか 小沢さんは ・・・・・

「戦中派の末弟で 戦後派の長男」

と おっしゃっておられました。

うぅぅぅぅぅぅぅん。
さすれば 団塊の世代を兄貴分に持つ私は さしずめ ・・・・・

「戦後一ケタ生まれの末弟で 戦後二ケタ生まれの長男」

昭和30年生まれというのは そういう 年回り なのでありましょう (^O^)/



  


Posted by iketomo at 19:41Comments(0)