2020年08月25日

重点要望提出♪





本日8月25日(火) 令政クラブは賴髙市長宛てに
「令和3年度重点要望」 を 提出いたしました。

全国的な人口減少・少子超高齢化の進行は 個々の市町村による 
フルセット行政サービスの提供を難しくしており 
地域の人々の暮らしを持続させるためには 
自治体間や民間との広域的・有機的な連携を拠り所として 
地域の都市機能等を 維持・確保することが不可欠であります。
  
また 地方創生・地域再生を果たすには 行政サービス・生活基盤等の面だけでなく
経済・雇用や都市構造の面にも重点を置いた  重層的な連携の構築が重要であり
関係諸団体等と各種分野で より一層の連携を推進する必要があると考えます。

特に本年は 新型コロナウイルスの感染という 
これまで経験したことのないような事態が発生し
インフルエンザ特措法に基づく緊急事態宣言が4月に国から発出され 
都道府県知事による休業要請 なども行われました。

その中で身近な市民生活については 市のほうがダイレクトにニーズを把握できます。
だからこそ 市民生活に関することは 基礎自治体がリーダーシップを発揮して
スピード感ある 実効性の高い施策 をとっていくべきであります。

新型コロナウイルスの感染拡大で 世の中は 大きく変わりました。
地方自治体は 自身の 責任と判断で 進むべき方向を決定し
自立した行政経営を行うことが求められており
本市においても 劇的に変化する社会情勢を鑑み 
将来にわたる持続的な発展を目指す必要があります。
 
最上位計画である 「コンパクトシティ蕨」将来ビジョンの重点プロジェクトの
加速度化が必要であり それには本市の 優位性と弱点を 
どのように捉えて取り組むのか が肝要であります。
知恵と工夫を凝らして 選択と集中を行っていただきたい と思います。

双方向で さまざまなセクターと連携し将来ビジョン・地方創生総合戦略を着実に進め
効果的かつ効率的な財政運営を図り 蕨市の活性化に向けての事業を力強く推進し
市民の誰もが 「安全で安心して暮らせる」まち の実現に向け
さらなる 防災・防犯・福祉の充実  教育の充実  社会資本の整備等に
積極的に取り組んでいただきたいと存じます。

そこで今般 私たち「令政クラブ」は 市民の皆さまの要望に応えるべく
「重点要望」をとりまとめました。
大変厳しい財政状況ではありますが 令和3年度の予算編成にあたり 
これらの重点要望事業を積極的に予算措置していただきたく 
お願い申し上げる次第であります。


令和3年度 重点要望

1.市民を感染症から守り抜く体制の強化
①激変した社会経済環境に即応する生活支援施策の充実
②感染症拡大予防をふまえた災害対策の強化拡充
③新型コロナ感染症の影響で、極めて厳しい状況にある市内事業者への支援
2.地域包括ケアシステムの早期構築とその深化・推進
3.蕨市立病院耐震化(建て直しを含めた)整備計画の緊急な策定
4.蕨駅西口地区再開発事業の着実な推進
5.錦町土地区画整理事業の早期推進
6.インフラの計画的維持管理・更新の推進
7.防犯対策のさらなる推進
8.学校ICTの活用・充実
9.安全な学校給食を提供できる給食センターの整備
10.適切な外国人住民政策の策定
11.中心市街地整備推進機構と観光協会の機能強化支援



  


Posted by iketomo at 18:04Comments(0)