2016年10月27日

平成28年秋号♪





11月1日発行の 新生会ニュース 平成28年秋号 が刷り上がり 
全戸配布するものは シルバー人材センターに
私たちが 駅頭などで配布するものが 控室に届きました。

株式会社 エノ企画様
いつもながらの 迅速な対応 どうもありがとうございます ♪

配布は 11月1日からになるのですが
一足先に トップ面の 巻頭言 を掲載させていただきます。


福祉の質は守られるのでしょうか?

2025年問題を控え 高齢化が最も急な坂にさしかかる時に
私たちは燃料切れ(財源不足)になりそうな車に
乗っているような気がしてなりません。

消費税10%への引き上げを二度にわたって延期したことで
社会保障の財源が足りなくなることです。
少子高齢化が進むに従って年金の給付額は少なくなっていき
医療費の膨張が伝えられれば誰しも不安になることでしょう。

「政権を取れば財源などいくらでも出せる」 と言っていた
民主党政権は 財源を捻出することが出来ず 
やはり安定した財源を消費税に求めるしかない
ということで成立したのが 民主・自民・公明の三党合意に基づく
「税と社会保障の一体改革」でした。

消費税を10%へ引き上げて 
その使途を年金・医療・介護・子育てに限定して
社会保障を充実させるという 極めてシンプルな解決策でした。

私は製造小売業を営んでおりますので消費税が引き上げられれば
会社の負担が大幅に増しますから
正直延期されてホッとした一人でもありますが
地方議員という立場からすると
「このままで福祉の質は守られるのだろうか」と思う時があります。

結局 負担増を回避したツケは 
介護や保育サービスを受ける高齢者や乳幼児に回ってくるのではなかろうか
私たちはもっと想像力を働かせて考えることが必要なのではなかろうか
と 考えさせられた 秋の夜長 でありました。



  


Posted by iketomo at 13:28Comments(0)