2015年03月18日

蕨ブランド ♪





昨日 3月17日(火)の本会議で 一般質問 を行いました。

今日は 一般質問の二日目 であります。

んで 本日は 春のお彼岸の入り ですので 開議に間に合うべく
早朝6時30分に 菩提寺である 三学院の墓所に行って 掃除をし 仏花をたむけ
帰宅して お仏壇に お花をそなえ 般若心経をお唱えしてから 本ブログを書いてます。

ヒジョーに気持ちいいです ♪


まっ いいです (^O^)/


登壇原稿全文を掲載いたしますので
私らしい じっっつに くどい文章ですが (^O^)/
文字のお好きな方だけ お読みくださいませ ♪




9番、 新生会の池上智康です。   

まもなく始まる 平成27年度 は 地方創生に向けて
本格的な取り組みが始まる 年度であります。

国の補正予算成立に伴い 今朝
今定例会に追加議案として上程された 
蕨市一般会計補正予算第6号 にみられるとおり
安部内閣が掲げる 地方創生に向け 総合戦略を元に 
各自治体が 地方版総合戦略を策定することとなります。

この地方版総合戦略は  各自治体が作る 地方人口ビジョン という
各地域の人口動向や 将来人口推計に基づき策定し 長期的に
人口減少問題の克服と 成長力の確保を目指すべきもの とされております。

今 地方では 人口減少に伴う労働力不足が 深刻な問題になりつつあり
特に 介護・医療・物流など サービス業を中心に 
既に慢性的な人手不足に陥っております。

ローカル経済圏のサービス産業は お金を稼ぐ ということだけではなく
人の役に立っていることを実感できる 公的な仕事や 福祉・介護の仕事。
地域の良さを伝える観光の仕事など 数多く存在します。

それがゆえに 地域に密着して 地域に貢献する 
ローカル経済圏の サービス産業の改善が
地方創生に求められている と言われているのであります。

このことを 念頭において 通告に従いまして ・・・・・
今回は 社会資源 地域資源を活かしたまちづくり という観点から

1 「健康寿命の延伸」に向けての取り組みについて
2 人口減社会におけるシティプロモーション戦略の推進について

以上 大きく 二点につきまして 順次 質問 をさせていただきます。


平成26年度より 35年度までの10年間を計画期間とする
安心とにぎわい  みんなにあたたかい  日本一のコンパクトシティ
「コンパクトシティ蕨」 将来ビジョン が策定され 
早や一年が経とうとしております。

その 大きな一点目として まちづくりの基本目標として示された 
六つの柱の一つ
みんなにあたたかく 健康に生活できるまち を 実現するため
「健康寿命の延伸」 に向けての取り組み。
健康づくり と 高齢者支援 についてお聞きします。

深刻化する少子高齢化や 人口減少社会 への懸念の中で
健康政策は いやがうえにも重要性を増しております。
わが国では今後10年間で 高齢化の加速度的進行と 
人口減がみられることにより
健康状態によって生じる 多様な問題は 
これまで以上に 大きな社会問題となり
住民の安心 および経済力の維持 という視点からも 
この解決策を 具体化していくことは 喫緊の課題となっております。

政府が 戦略市場 として位置づけている 
「健康寿命の延伸」 に向けた取り組みには
単なる 「健康づくり」 を超えて 新たな社会のあり方 までを見据えた
戦略的な発想が求められている といえましょう。

日本は 世界でもトップを争う長寿国であり 長寿というのは 
文明の成功の証し と言えます。
そして 寿命は 今後も のびて行く可能性があるとともに
健康寿命は もっとのびる可能性がある と言われており
それは 私たちにとっても幸せなことですし 
国の活力を維持する という面からも
また 病気を治すための医療費が減る という 財政的な面からも
「健康寿命の延伸」 に向けた取り組みは
ほとんど すべてにとって WIN-WIN の政策であります。

そこで お尋ねいたします。

一点目として ・・・・・ 
「健康長寿社会」 を実現するため 「健康寿命の延伸」 に向けて
現在 どのような取り組みをされているのでしょうか。

さて 健康寿命の延伸 というのは 医療の充実だけではありません。
まず 大事なことは 予防。
予防して できるだけ 介護状態にならないようにすることが 肝要であります。

私は 高齢者の介護予防や 生活相談の拠点である 
地域包括支援センターの機能強化が必須だと考え
昨年 6月議会の一般質問において 介護予防サービスが 
新しい総合事業に移行される
平成29年3月までに 概ね30分以内に 必要なサービスが提供される 
日常生活圏域に 地域包括支援センターを設置すべき 
と 政策提案いたしましたが
本年4月に 南町2丁目にオープンする 
特別養護老人ホーム “いきいきタウン蕨” の中に
社会福祉法人ぱる が運営する 
地域包括支援センターが開設されることとなりました。

誠に喜ばしい限りでありますが
現在交流プラザさくら内にある 南町デイサービスセンターは
“いきいきタウン蕨” の中に デイサービス部門もできることから 
利用者の減少が予想されます。


そこで 二点目として ・・・・・
南町デイサービスセンターを 将来的に 
他の機能を併せ持つ 地域福祉の拠点として 
活用してはいかがか と考えますが 市長のお考えをお聞かせ下さい。

三点目として ・・・・・
地域包括ケアシステムは たとえて言えば
地域包括ネットワークシステム と言い換えることができると思います。

すなわち 「ケアを通じたまちづくり」 「ケアを通じた自治」 であり
地域の課題や特性に応じた 住民主体のシステムを 
独自に模索しなければならず
そこで果たすべき行政の役割は 極めて大きい と思いますが
「ケアを通じたまちづくり」 という観点から 
当局は このシステムをどのように構築されようとしているのか
お聞かせ下さい。


次に 大きな二点目として 同じく まちづくりの基本目標として示された 
六つの柱の一つ
にぎわいと活力 市民文化と歴史がとけあう元気なまち を 
実現するための一方策として
人口減社会における シティプロモーション戦略の推進 について お聞きします。

昨年5月の 民間研究機関 日本創成会議の報告で
足元で進む 人口減への危機感が一気に広がりました。
人口減対策は 来る統一地方選挙の 大きなテーマともなっております。
本市においても 余力のある今こそ 人口減少に備えなければなりません。
定住のためには 地域ぐるみで 
子育て世帯を支える仕組みや 雇用の創出が不可欠であります。

シティプロモーションの意味について 静岡県熱海市では
「熱海市が有する 地域資源や優位性を 発掘・編集するなどにより 
価値を高めるとともに 市内外に効果的に訴求し ヒト・モノ・カネ・情報を呼び込み 
地域経済の活性化を図る一連の活動」 としており 
似た言葉である シティセールスについては お隣の戸田市が
「まちの魅力を 市内外にアピールし 人や企業に関心を持ってもらうことで 
誘致や定着を図り将来にわたる まちの活力を得ることにつなげる活動」 
と定義しております。

端的にいえば 「都市や地域の売り込み」 といったところであり
企業を含む 住民から 「選ばれる自治体」 に変貌することが目的であり
プロモーション戦略の推進によって 定住人口や 交流人口の増加を図ることに
成果をあげている自治体もあります。

県内でも 久喜市や飯能市では シティプロモーション推進指針 を策定し
シティプロモーションの 基本方針  推進戦略  行動計画 を作って
地域の活性化 や 住民満足度の向上につなげていくべく取り組んでおります。

シティプロモーションを 手段として 何を目指すか。

本市においても 地域資源 と ターゲット層 を明確化し
「なに」を「誰に」 売り込むか といった戦略をたてることが肝要かと思います。

中小企業地域資源活用促進法 では 
中小企業による 地域産業資源を活用した 事業活動を支援することにより
地域における 中小企業の事業活動の促進を図り 
もって地域経済の活性化を通じて
国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする とされておりますが

この法律において 「地域産業資源」 とは、地域の特産物として 
相当程度認識されている
農林水産物 又は 鉱工業品 のほか 文化財 自然の風景地
その他 地域の観光資源 として認識されているもの と 定義されております。
地域経済を 活性化させる一つの方策としても 地域産業資源 を 有効に活用し
創意ある工夫と 進取の精神で 
事業化にチャレンジする取り組みを推進することが重要であり
地域産業資源 を 利用した 商品の開発 需要の開拓 が必要であります。

「コンパクトシティ蕨」 将来ビジョン でも まちづくりの課題 の中で
地域資源を活用して 蕨らしい 「文化のまち」 をつくる 
地域資源を まちづくりに積極的に活用することが 
さらなる蕨らしさの 創出につながる と 示されております。

そこで お尋ねいたします。

一点目として ・・・・・ 
本市の認知度の向上  ブランドメッセージの発信 について
現在 どのような取り組みをされているのでしょうか。

二点目として ・・・・・
交流人口の拡大を図るに際して どのような事業を行っているのでしょうか。

三点目として ・・・・・
現今の都市間競争は 一面 人口獲得競争であると考えますが
定住人口の増加を図るに どのような取り組みをされているのでしょうか

四点目として ・・・・・
いわゆる シビックプライドの形成に関しては 
どのような取り組みをされているのでしょうか。

五点目として ・・・・・
本市における 地域資源の認識と その活用については どのようにお考えでしょうか。
また 地域資源を活用した 商品開発等を 行う 
中小企業に対する 本市の支援策 については どのように考えているのでしょうか。

シティプロモーション戦略は 自治体の営業活動 であります。

トップセールスマンとしての 市長のご所見を お伺いいたしまして 
登壇での質問を終わります。



  


Posted by iketomo at 08:18Comments(0)