2013年10月24日

予算要望提出 ♪





本日午後1時より 蕨市役所3階特別会議室 に於いて
蕨市議会保守系会派 「新生会」 は、市民の皆様の要望に応えるべく
来年度の「予算要望」をとりまとめ、市長に提出いたしました。

平成26年度の予算編成にあたり、要望事業を
積極的に予算措置していただきたく、強くお願いしたところであります。



円高の是正などによる大胆な金融政策・国土強靭化による
機動的な財政政策また民間投資を喚起する成長戦略と
アベノミクスによる三本の矢が放たれ、
景気は回復傾向にあると言われておりますが、
景気がよくなったという実感はまだ湧いてきていない、
というのが現状であります。

一方、世界経済を見ますと、年内妥結に向けて調整を続けている
TPP交渉は依然として難航しております。

こうした経済環境の中、平成26年4月より
消費税が8%引き上げられることに決定いたしました。
景気はやや持ち直したものの、小売業の倒産動向調査によると、
2013年度上期(4月~9月)の倒産全体に占める小売業の構成比が
リーマン・ショック以降で最高になりました。
我が国の経済は、まだまだ厳しい状況にあります。

特に財政基盤の弱い地方自治体の財政はまだまだ逼迫しているのが現状で、
地方分権が進む中、少子・高齢社会に向けた介護・医療・子育て支援など
地方自治体が担うべき役割とインフラ整備等の財政措置は、
ますます重要になっており、
地域の実状に応じた自主的な財政運営を行うことができるよう、
地方税財源の充実強化をはかる必要があります。

本市においても長期計画「コンパクトシティ蕨」将来ビジョンの素案がまとまりましたが、
長期・中期計画の実行にあたっては、財源確保の為に
蕨駅西口再開発や中心市街地活性化が急務であります。

また福祉、学校教育、消防、道路や河川等の整備をはじめとした、
市民生活に密接した各部門に対してのバランスのとれた、
また納税者が納得のいく財政措置が必要であります。

お年寄りが安心して暮らせるまちづくり、子どもたちが夢と希望をもてるまちづくり、
市民の誰もが 「住んでよかった。住み続けたい。」 
といえるまちづくりを進めなければなりません。


10項目の重点要望につきましては、以下のとおりであります。


①蕨駅西口再開発第二工区・第三工区の早期推進
②中心市街地活性化基本計画の確実な推進
③中央第一地区まちづくりプランの着実な推進
④公共施設の耐震化とバリアフリー化を含めた改修の速やかな推進
⑤学校施設を含めた公共施設の複合化による再整備再配置
⑥学校施設の避難場所としての防災機能強化
⑦錦町地区土地区画整理事業の早期推進
⑧蕨駅東口駅前の環境整備及び放置自転車の対策強化
⑨見沼代用水の環境整備、近隣流域市との調整
⑩市立図書館の指定管理者制度導入




  


Posted by iketomo at 20:07Comments(0)