2012年04月08日

志と人情 ♪





4月7日(土)の読売新聞朝刊、政治欄に ・・・・・

野田首相が国家公務員の、合同初任研修閉講式で、
時代小説から人生の教訓を学んできた、と語った、とありました。

司馬遼太郎の作品から「志」 を、
山本周五郎から「人情の機微」を学んだ、と紹介したそうです。

高い志を持ち、人の痛みもわかる官僚になってほしい、
という願いを込めたのでありましょう。

さて、私は 司馬遼太郎フリークであるとともに、
浅田次郎フリークであります ♪

偉大な両作家の著作を、数多く読ませていただいておりますが、
長編・短編・エッセイを問わず、作品に共通する、
私たち読者に伝えようとしてらっしゃるメッセージの一つは、
『情』 ではないか、と考えております。

親子の情、夫婦の情、男女の情、そしてそれらを取り巻くまわりの多くの人々の情、
そういった様々な情の交流こそ、いつの時代にあっても社会の根底をなすものであり、

『普遍の倫理観に基く “情” の交流こそ、人間社会の根底をなすものである』 

と、勝手に解釈しております。

まっ いいです (^O^)/

・・・・・ ということで、新聞記事を読んだ後、図書館に行って、
予約していた 「一刀斎夢録」 を借りてまいりました。

幕末・維新フリーク、そして新選組フリークでもある私にとって、
壬生義士伝 ・ 輪違屋糸里 ・ 浅田次郎 新選組読本 に続く、
待ちわびていた 上・下巻 であります ♪

タイトルからして 新選組 副長助勤 三番隊長 斎藤一 をひっくり返した  
「一刀斎夢録」 ・・・・・

予約が殺到している、とのことですので、早く返却すべく ・・・・・

今晩 一気読み する所存であります ♪


  


Posted by iketomo at 13:50Comments(0)