2012年01月24日

民のかまど ♪





仁政を施した として 「仁徳」 の追号が贈られたといわれる 
仁徳天皇 には 「民のかまど」 の故事が伝わっています。

日本書紀には ・・・・・

「宮殿から遠くを望んだところ、民のかまどからは 煙が立たず
 その窮乏を知った 天皇は 3年間の課税を免除し
 自らは 衣食住を倹約されました。
 宮殿の かやぶき屋根も崩れるにまかせ
 隙間から 風雨が入りました。」

と あります。

そして ・・・・・

「3年後に再び遠くを望むと、たくさん煙が上がっていました。」

新古今和歌集の ・・・・・

高き屋に のぼりて見れば 煙立つ
民のかまどは にぎはひにけり

は これを詠んだ歌 なのだと言われております。

まっ いいです  (^O^)/

んで 何を言いたいかというと ・・・・・

2009年衆議院選挙のマニフェストでは、消費税増税をせずに
政策財源を捻出すると約束したはずの政権与党が
消費税増税関連法案を3月末までの国会提出を目指す、とされています。

仁徳天皇の故事に倣うなら ・・・・・
少なくとも 消費税増税関連法案の提出までに
国会議員定数や 国家公務員の削減 はじめ
閣僚や国会議員 国家公務員給与削減 など
徹底的な 政治・行政改革を 一気に具体化しておくことが 道理 でありましょう ♪


  


Posted by iketomo at 14:42Comments(0)