2008年09月26日

一般質問発言要旨 ♪












発言要旨 と いっても・・・・・・








ただいま 議会開会中で、編集する時間がないんで (^O^)/
ほぼ 全文 であります (^O^)/

読まなくっっっって いいです (^O^)/


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4番、 新生会の池上智康です。
通告に従いまして、
1. 障害者福祉計画について
2. 蕨市社会福祉協議会と社会福祉事業団の合併について
3. 元気な商店街、にぎわいのある蕨づくりについて
以上  三点につきまして 順次 質問 をさせていただきます。

まず・・・ 大きな一点目の  障害者福祉計画 について お尋ねいたします。

史上最多となる 147の国と地域から  6,500人の 選手・役員が参加した
障害者スポーツの祭典  北京パラリンピック が 一週間前 に閉幕しました。

パラリンピックは、第二次世界大戦後、戦争で負傷した人たちの リハビリが目的 でありました。
下半身麻痺 を意味する パラフレジア と オリンピック の合成語 だったわけでありますが、
今日の パラリンピックの パラ は・・・パラレル、
すなわち、平行する、 という意味の パラ、
オリンピックと 同じ目的 を 意味する パラレル だと言われております。

さて・・・・・・・・
本市では、平成11年3月に 蕨市障害者福祉計画 を策定し、障害者福祉の推進に努め、
障害のある方が、地域で 自立した生活 を送ることができるよう、
障害者福祉施策の 充実をはかってこられました。

しかし、高齢化社会の進行に伴う、障害の 重複化 ・ 重度化 により、
障害者福祉 に求められるニーズは 多様化し、複雑化 しております。

また、本年は、障害者自立支援法施行後  3年目。
法律に基づく、自立支援法の見直しの年 であります。
残念ながら今、社会では、自立支援法をはじめ、年金、 後期高齢者医療制度、 生活保護 など・・・
社会福祉 ・ 社会保障 の問題 が噴出しております。
障害者福祉においても 自治体間の 格差 が出てまいりました。

そこで、まず一点目として、第一期蕨市障害福祉計画の見直し について、お尋ねいたします。

自立支援法による 市町村障害福祉計画 は 平成23年度を 目標年度とする計画とし、
平成18年度から平成20年度を第一期として、計画の策定を行うことが義務づけられております。

本市でも、既存の 蕨市障害者福祉計画 の 理念と 自立支援法 に対応した 
障害福祉サービスの 基盤を 計画的に整備するために 平成18年度末に 
第一期蕨市障害福祉計画 を 策定されましたが・・・・・

障害者福祉を取り巻く 社会状況の変化 ・ 法制度の変更 などを考慮し、
平成20年度に 第二期 の 見直しを実施 することになっております。

本市においても、第一期の実績を踏まえ、今年度末 までに 第二期計画を策定することと
なっておりますが・・・・・・

何を どのように 見直すのか、 具体的な内容について お尋ねいたします。


次に 障害者福祉の 二点目 として・・・・・
障害者の ショートステイ について お尋ねいたします。

第一期蕨市障害福祉計画 の 団体ヒアリング ・ 意見募集 の 結果概要 を見ても・・・
皆さんが、一様に、一日も早い実現を望んでいるのが 宿泊を伴う、障害者のショートステイ です。

身体障害者、及び、知的障害者、並びに、障害児の、ショートステイ  については、
通常、 自立支援法に基づく  サービスを提供する、指定短期入所事業所  において、
実施するところでありますが、蕨市においては、現在、サービスを提供する事業所 がなく・・・・・
緊急一時保護的 な見地 からも、早急に、蕨市内において、
安心して、サービスを受けられる体制が、必要である、と考えます。

現在、蕨市社会福祉事業団では、 ハート松原 の施設を活用して、
障害者の デイケア ・ ナイトケア事業 に 取り組まれておりますが、
一泊 ないしは 二泊 のショートステイ を可能にしていただきたい、と願います。

私は・・・・・
総合社会福祉センター内 の 軽費老人ホーム ケアハウス松原 を活用した、
宿泊を伴う、障害者のショートステイ が 費用対効果 という 観点からも・・・
最も 実現性が高いのではないか、と考えております。

ケアハウス松原は 平成7年の開設から 13年が経過し・・・
入居者の方々は 高齢化して、歩行要支援の方、難聴者の方もいらっしゃる  と聞いております。
今後は、ますます高齢化し、残念ながら 自立困難な方 が 増えてくる ことでありましょう。

そして、本年9月1日 現在 30床中  8床 の 空床 がある、 と聞いておりますが・・・
今後、入居者の 約半数が、要介護 ・ 要支援者 となることが予想され・・・
介護施設への 転換 が課題 となってくることでありましょう。

そこで・・・・・ここを 県への申請 が必要か と思いますが・・・
介護保険の特定施設化し、混合型施設 とする、ということが可能である、と考えております。


若干の施設改善は 必要である、と考えますが・・・
宿泊を伴う ショートステイ という観点からいえば・・・・・
三度の食事が賄える、風呂もある、 居住している所 である という、最大のメリットがあります。

現在の ケアハウスの体制 と 24時間ヘルパーステーションの体制 を連動すれば・・・
経費も安くすみ、人的体制も整いやすいのではないか、と考えるわけであります。

そこで・・・・
県への 働きかけ は されているのか。 
されているとすれば、どのような状況なのか・・・・・お聞かせください。


次に 大きな二点目・・・
蕨市社会福祉協議会 並びに 蕨市社会福祉事業団 の合併 について、お尋ねいたします。

新生会では、 社協 と 事業団 の 統合の必要性を、
平成20年度重点要望 に 組み入れ・・・・・・・・・・・
本年6月末には・・・一
気仙沼市社会福祉協議会 と 宮城県社会福祉協議会 へ 行政視察 に行ってまいりました 。

気仙沼 と 宮城 は・・・
【 社会福祉協議会 と 社会福祉事業団 】 の 統合を成し遂げた、
全国的にも  稀有な自治体 でありまして、
蕨市も いよいよ・・・・・両社会福祉法人の 合併協議が 始まりましたので、
先進地視察 に行ったわけであります。

そういった意味から、今回の先進地行政視察も、実に有意義なものでありましたし・・・
気仙沼社協 の バイタリティあふれる会長さん の ・・・・・・・
“ これからの 社協 は 経営 である ”
との 言葉は 極めて 印象的 でありました。

そこで、まず一点目として お尋ね いたします。
これまでの進捗の中で、問題点となるものは、あるのか。
そして、合併後のメリット については、どのように考えているのか。

二点目として、今後のスケジュールに関して でありますが・・・・・
両法人の すりあわせ事項、県への許認可・登記等、21年度当初の実現の見通しは立っているのか。

三点目として、事業 ・ 業務等 の見直しは、合併後 どのように 反映されるのか。

私は、蕨市 と 蕨市社会福祉協議会、そして蕨市社会福祉事業団、この三者が、
英知と情熱を結集して、 小さな市であることのメリットを生かし、
事業団が有している 高齢者福祉・障害者福祉の ノウハウ と、
社協が有している 地域のネットワーク を結びつけ、
合併後の 新生社協 に 市が直営している、地域包括支援センターの業務を委託すれば・・・
蕨モデルの 画期的な福祉施策 に発展できるもの、と考えております。

さきほど 申し上げた・・・・・
障害者の 市内での ショートステイ を 実現する、
障害者短期入所事業 の 早期開設 にも おおいに期待しているところであります。

行政経営戦略プラン のもと、最小の経費で 最大の効果を あげるべく、
福祉行政に取り組んでいらっしゃることは、承知しておりますが、
理事者側の 明確な ご答弁を期待するもの であります。

 
続いて、大きな3点目・・・・・
元気な商店街、にぎわいのある蕨づくり について お聞きします。

まず一点目として・・・
昨年の 9月定例会、そして今年の 3月定例会 における  私の・・・
埼玉県の 大型店・チェーン店の 地域商業貢献ガイドライン に基づく 
蕨市独自の 商業振興施策に係る 基本的な条例の制定に関する一般質問に対し・・・

頼高市長 並びに 高森部長から・・・・・
条例の制定を検討し、
スピード感を持って対応していきたい、
条例制定の時期は、平成20年12月ぐらいを一応めどとして考えている、
との、ご答弁をいただきましたが・・・
その後、どのように検討されているのでしょうか。

完璧を尊ぶあまり・・・スピード感がない、というのは、時として 致命的 なのであります !

条例の内容、そして 制定から施行までの スケジュールについて お尋ねいたします。


二点目は、蕨市中心市街地活性化基本計画 の策定 について です。

改正中活法 では、基本法 的な 役割を果たすことを踏まえ、
人口減少や、少子高齢化社会に対応して、
中心市街地における、都市機能の増進 及び 経済 の活力の向上を、
一体的に、推進していくことを、 狙い としております。

そして、 商工会議所 や まちづくり会社、 活性化事業を行う民間の事業者、 地権者、
そして、 市 からなる・・・
「中心市街地活性化協議会」 の 設置 が 法定化 され、      
同協議会には、地域のまちづくりを、総合的にコーディネートしていくこと が求められておりますが・・・

元気な商店街、 にぎわいのある蕨づくり を実現するための、
有効な方策を盛り込んだ、今般の法改正による  新たな基本計画  の策定 と、
それに伴う  「中心市街地活性化協議会」  の設置について、
蕨市としての 対応を、市長にお伺いします。

三点目の コミュニティビジネス への取り組み に関しましては・・・
今定例会冒頭の 市長報告の中で、 コミュニティビジネスの展開 を念頭においた、
空き店舗の活用  について 元気な商店街づくり検討委員会に 分科会を設置し、
集中して 具体的な提案をまとめていく、
との 報告がありましたが、現時点での 具体的なお考え を お聞かせください。

四点目として・・・
蕨市では、 本年初めて・・・
蕨市商店街活性化事業費補助金交付規則 の 積極的活用 を図るため、各商店街代表者に、
新年度に 環境整備事業等 を 計画しているかどうか、
また、その事業を実施するにあたっては、補助金の交付 を必要としているか、どうか、
という 調査を行いましたが・・・・・
これまでに、どれくらいの要望が出ているのか、お聞かせください。

最後に、五点目として・・・・
行政の 創業支援・起業支援 について お尋ねいたします。

いうまでもなく 蕨市は、首都圏 という 優位性から 早くから 都市化が進み、
全市が市街地 という 立地特性 にあります。
また、一方では 地場産業などの 産地的な特色は 持っておらず、
都市が成熟した中での 産業振興については、独自な取り組み が 必要となっております。

蕨市は その 都市特性、 立地要件から、 企業誘致は、望めない状況ではありますが、
新たな就業形態である SOHO の進出 について、
その 受け入れ となる インキュベーション施設 の設置 を 検討すべき と、考えております。

残念ながら  蕨市には・・・・
新たな産業の創出 になり得る SOHO の 進出 を促すための
いわゆる インキュベーション施設 がありません。

交通至便で、住宅都市 から 生活都市 への転換を目指すべき 蕨市は、
夢 と ヤル気のあふれる 起業家 を 応援すべきであります。

先日、私は お隣の戸田市の 起業支援センター ・ オレンジキューブ を視察してまいりました。
オレンジキューブは、起業家の支援を通し、  地域産業の発展に 資するとともに、
新たな 雇用の場 の 創出 を図ることを目的として 開設され、
起業された方々が、夢と希望を持って、経営者として成長すべく 活動しておりました。

本市でも、たとえば 商店街の空き店舗を 公的機関が中に入って、地権者の基本的な権利を担保し、
そこを インキュベーション施設 とするとか、

あるいは、今定例会に 市民会館内の 旧レストラン の 会議室転用 が、諮られておりますが・・・・・・

私が調べたところ・・・・・
市民会館の 会議室の稼働率は 全体で25% ほど であります。

公的遊休施設 たる 空室 を 多目的に利用できうる 部屋 に 転用することには、
反対しませんが・・・
会議室全体の 稼働率 を考えれば・・・・・
市民会館の 3階 あるいは 4階の 会議室を インキュベーション施設 に 転用 するなど・・・

これまでの固定観念に 縛られることなく・・・
立ち位置を変えた 新しい視点による 発想が大切である、と考えております。
創業・起業支援を 行政としての支援メニュー に加えていただきたいのであります。


以上、これまで 私が質問 いたしました事項 につきましては・・・・・
いずれも、本来、 市の基本的な 産業振興施策  のもとに 推進すべき事項 であります。

地域経済の閉塞感が漂う 今こそ、 雇用の維持・創出 や、 文化・伝統等 を通じて、
地域社会の安定に 大きな役割を果たし、 経済活動の源泉 ともなっている・・・
市内の 中小 ・ 小規模企業 に対し、中心市街地活性化対策、 経営革新対策 などの諸施策を
総合的に断行する という 行政の姿勢 が 必要なのであります。

今こそ、蕨が 再び元気を取り戻すことのできる最後のチャンス であります。
頼高市長の、ご見解を示していただきたく、市長のお考えをお尋ねいたします。
以上で、登壇での質問を終わります。 

  


Posted by iketomo at 09:29Comments(0)