2007年12月27日

子どもは風の子 ♪



お正月が近いし ・・・・・ (^O^)/
まだ陽が高いうちに、ちょっと時間が出来たんで、お墓そうじ に行ってきました。
風もない うららかな午後、誰もいない菩提寺で、ふと考えました。

私が子どもの頃は、お寺や神社は格好の遊び場で・・・
情報交換の場であり、子どもたちが絶えず集い、
鬼ごっこや三角ベースなどして和尚さんに叱られたり、
とにかく異年齢の子どもたちが日の暮れるまで遊んでました。

そして、遊びの中には、年齢に応じたルールがあり、
年少者は捕まっても 鬼にならないなどの免責特権が与えられました。

なんにもわからなくても、一緒に遊べるように配慮され、
仲間と楽しく過ごした記憶があります。

年少者はわからないこと、できないことがあれば、
その都度年長者に尋ね、先輩も丁寧に説明して教えてくれました。
年少者は、先輩という人格を通して、知識や、
その地域で生活するために必要な情報と規範を学び、大人になるための準備をしてきました。

しかし、いつのまにか、過度の情報化社会が子どもたちから集団での遊びを奪ってしまい、
マスメディアの発達は情報の一元化をきたし、かつては体験を通して伝わってきた、
情報と伝承文化が伝わりにくい状態が生じました。

いつのまにか・・・
子どもは風の子 でなくなってしまいました。

人間はもちろん、頭に知恵をつけることは大切です。
それにもまして、手足に知恵をつける必要がある、と思います。

頭につけた知恵は、酔っ払ったりするとしばしば忘れちまうことがありますが、 (^O^)/
一度、手足につけた知恵は決して忘れることはありません。
プールで泳ぐことも、ゲレンデで滑ることも・・・
20年のブランクがあっても意のままに出来るからであります。

子どもは風の子・・・・・
純心で稚気にあふれて、活発に飛び跳ねて、風のようにさわやかでした。
手足を使わなくても済む現代の便利な生活に慣れてしまった私たちは、
子どもたちが遊びやすい環境づくりを、ややもすれば忘れてしまいます。
子どもたちが健全に成長する条件と環境に配慮し、
出来ることから・・・

まずは、私たちの家庭・地域から整備していこうではありませんか !!!


↓ 次男と一緒に登山する かつての野球少年 (^O^)/



  


Posted by iketomo at 19:43Comments(0)